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カンボジアのビザ取得の方法【2025年最新情報】オンラインで簡単に観光ビザを取得!

カンボジアに入国するのに必要なビザの取得方法について紹介します。

観光の場合にもビザが必要なので、旅行前にしっかりとチェックしておきましょう!カンボジアの観光ビザは個人でも簡単に取得することができます。

CN編集部

カンボジア滞在のためのビザは色々な種類がありますが、こちらの記事では【観光ビザ】の取得の情報を中心にお伝えしていきます!

カンボジアに入国するためにビザが必要なの?

日本人がカンボジアに入国する場合、基本的にビザ(査証)を取得する必要があります

ビジネスの場合だけでなく、観光目的の場合でも必要です。個人旅行で訪問する方は、事前にビザの取得方法について確認しておきましょう! また、2016年から大人だけでなく、11歳以下の子どもも観光ビザが必要になりました。

すべての旅行者が必須です

カンボジア入国のビザの種類

観光ビザ or 一般ビザ

カンボジアに入国するためのビザは、大きく分けて2種類あります。

通常の観光であれば「観光ビザ」が対象です。ビジネスなど、観光以外の目的で入国する場合には「一般ビザ」を取得します。

  1. 観光ビザ(Visa T)Tourist Visa
    観光客用のビザで、最長30日間の滞在が可能
    *基本的にこのページでは【シングル】の通常観光ビザについてご紹介
  2. 一般ビザ(Visa E)Ordinary Visa
    カンボジアに1ヶ月以上滞在する長期滞在者、就業者などが対象のビザ

このほかにもいくつかビザの種類がありますが、今回の記事では「観光ビザ」の場合に限定して解説していきます

オンラインで取得する観光ビザのことも「e-VISA」と呼ぶことがありますが、上記の一般ビザとは別物です。名前がややこしいので気をつけましょう!

シングル or マルチプル

カンボジアの観光ビザは大きく【シングル】と【マルチプル】の2つに分けられます。

  • シングル Single Visa
    1回のみ入国できるビザのことで、通常カンボジアで「観光ビザ」と言えばこちらの【シングル】ビザのことを指します。
  • マルチプル Multiple Visa
    対象期間内なら何度でも出入国が可能なビザのことです。ただし、1回あたりの滞在可能日数は30日までと定められています(*1回限りで30日延長可能→最大で60日滞在可能)

たとえば、1年間(もしくは2年間・3年間)で何度かカンボジアに短期滞在する予定のある方は、訪問回数によっては【マルチプル】の方がお得かもしれません。

ただしあくまで「観光用」のビザなので就労はできない点に留意してください。

CN編集部

一般的な観光で滞在期間が30日以内であれば、通常の観光ビザ(シングル)を選んでください

Klook.com

カンボジア観光ビザの取得方法

カンボジアの観光ビザを取得するには、以下の3つの方法があります。

観光ビザ取得の方法
  1. 事前にオンラインで取得する方法
  2. 空港または陸路国境で到着後に取得する方法
  3. 在日カンボジア大使館で取得する方法

上記のうち、おすすめは「❶ 事前にオンラインで取得する方法」または「❷到着後に取得する方法」です。どちらでも結果的には同じですが、オンラインで取得するのが一番手間が少ないと思います。

カンボジア大使館または領事館での取得を希望する場合は、直接大使館のホームページで確認してみてください。ただし、通常の観光ビザの取得であれば、わざわざ大使館まで行く必要は無いかと思います。

▼在大阪カンボジア王国名誉領事館 ホームページ
https://www.cambodia-osaka.com/

CN編集部

「在日本国カンボジア王国大使館」のホームページは、英語とクメール語表記のみのため、大阪の領事館のホームページの方がわかりやすいかと思います

オンラインで事前に取得する方法

まず、オンラインで事前に取得するビザについてご紹介します。

空港で手続きするのが少し不安」「少しでも時間を節約したい」という方には、事前にオンラインで観光ビザを取得する方法がおすすめ!

事前に用意するもの
  • パスポート(入国時に残り期間6ヶ月以上)
  • 顔写真のデータ
    自分のスマホカメラ等で撮影したものでOK
  • パスポート顔写真ページの画像データ
    自分のスマホカメラ等で撮影したものでOK
  • クレジットカード
    2025年1月1日から電子ビザ(e-VISA)の料金が値下げされました。以前は観光ビザが$36でしたが、2025年からは【$30/人】となります。
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カンボジア王国外務省公式のe-VISA申請サイトにアクセスします。日本語表記に切り替えることも可能です。

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画面指示に従って進み、必要事項やファイル(顔写真とパスポート)のアップロードを行います。項目はすべて半角英字で入力してください。

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入力情報の確認ページのあとに、支払い画面に切り替わります。クレジットカードのみ対応です。観光ビザ代は1人あたり$30です。決済完了後にメールが届きます。

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3営業日以内にメールに添付する形でビザが届きます。申請内容に誤りがないかチェックして、問題なければ印刷してください。予備として2部印刷しておきましょう。ビザ部分を切り取って、パスポートの空白ページに自分で貼り付けておくこともできます。

カンボジアのオンラインビザ申請画面
このような入力画面が表示されます
カンボジアのオンラインビザ申請画面
赤い*印は必須項目です

入力画面の「個人情報」の「訪問時の住所」については、宿泊先の住所を入力しておけば大丈夫です。未定の場合には、仮でどこかのホテルの住所を入力しておきましょう。

観光で入国する場合、ビザタイプは「Visa T 30$」を選択してください。

空港で取得する方法 [アライバルビザ]

続いて、「アライバルビザ」についてご紹介していきます。アライバルビザとは、空港到着後に現地で取得するビザのことです。プノンペン空港・シェムリアップ空港などで取得することができます。

陸路で入国する場合には、手続きに時間がかかる可能性があるので、事前にオンラインで取得しておく方がスムーズです。

今回はシェムリアップの空港でアライバルビザを取得する流れをご説明します(*プノンペン空港でもほぼ同じです)

申請時に用意するもの
  • パスポート
    *入国時に残り期間6ヶ月以上必要
  • 現金USドル/クレジットカード
    *観光Tビザ30ドル/一般Eビザ35ドル
    *CeAのシステム上でクレジットカード決済することもできます
    *2024年9月1日から電子決済を国際空港でのみ導入
  • Cambodia e-Arrival(CeA)のアプリ
    *アプリをダウンロードせずにWebサイトから申請することも可能です
    *陸路入国の場合は上記と異なる場合があります

カンボジアの国際空港では、2024年9月からすべての入国手続きがオンライン化されました。

従来は紙の入国カードに手書きで記入していましたが、2024年9月1日からは「Cambodia e-Arrival(CeA)」という専用アプリまたはサイトからの事前申請のみとなっています。

ぴったりの金額でなくとも、基本的にはおつりを返してもらえるので大丈夫です!ただし、紙幣が著しく破損していたり汚れていたりする場合には受け取りを拒否されることもあるので、紙幣の状態には気をつけましょう!特に100ドル札はチェックが厳しいです

*2024年9月1日より、国際空港のビザ発給カウンターではVisa/Master Cardでの決済も可能になっています

「顔写真が必要」と書かれた説明もありますが、空路での入国の場合は提出を求められることはありません(2024年12月時点)。ただし、陸路でアライバルビザを取得する場合は、念のため写真を準備しておくと良さそうです。

片道(例:日本からカンボジア)の航空券だけだと入国できない可能性があります。そもそも出発地の空港のチェックインの時点で搭乗させてもらえないかもしれません。帰りの航空券、もしくは国際バスのチケットなどを提示できるように準備しておきましょう。

CN編集部

アライバルビザの手続きに関しては、2024年9月前後で色々とシステムが変更されています。急に運用方法が変更される可能性もあるので、最新情報にご注意ください!

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ビザ発給カウンターに並びます。事前に「Cambodia e-Arrival(CeA)」で入国前の手続きを済ませておきましょう。到着カウンターに備え付けられているタブレットを利用して申請することもできます。

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順番が回ってきたら、カウンターでパスポートを係員に渡してください。CeAで発行されるQRコード画面の提示を求められることがあります。

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カウンターから少し離れた場所でしばらく待ちます。自分の名前が呼ばれたら、パスポートを受け取ります。アプリ・Webサイトで決済ができていなかった方は、カウンターで直接支払ってください。
*2024年9月からは電子決済にも対応予定(国際空港のみ)

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観光ビザはパスポートに貼り付けられています。記載されている情報に誤りが無いかチェックして、問題なければ完了!入国管理のカウンターへ進みましょう。

パスポートに白いステッカーが貼られます

ビザ申請の注意点

基本的には、カンボジアのビザ申請は特に難しいことはなく、誰でも簡単にできますが、余計なトラブルに巻き込まれないために、下記の点にご注意ください!

オンラインで申請する際

オンラインでカンボジアのビザを申請する際、代行サイト(非正規)にご注意ください!

正規サイト以外からビザを申請すると、高額な手数料を上乗せされる可能性があります。さらに悪質なサイトの場合はビザの発行すら行わない場合があるので、注意が必要です。

CN編集部

実際に、代行サイトであることに気づかず利用してしまった方が、正規のビザ代の2倍以上も支払うことになってしまいました(残念ながら返金対応はしてもらえなかったそうです)

必ずアクセス先のURL(特にドメイン)を確認して、正規サイトから申請を行うようにしてください。ビザに限らず、オンラインでCeAやアンコールパスを申請する際にも同様の注意が必要です。

陸路でアライバルビザを取得する際

バスなどを使って陸路で国境越えをする際も少しだけ注意が必要です。

事前にオンラインでビザを取得済みの方は問題ありませんが、アライバルビザを現地で取得予定の方は、代行業者に頼むと手数料を上乗せされることがあります。

具体的には、バス会社のスタッフが代理申請するケースです。乗客が個々に申請すると時間がかかってしまうので、バス会社が乗客全員のパスポートを預かって、代理でまとめて申請してくることがたまにあります(バス会社によって対応が異なります)

代理で申請してもらう以上、ある程度の手数料が上乗せされるのはやむを得ないことなのですが、まれに相場よりも高めの手数料を上乗せされるケースもあります。

少しでも余計なトラブルの可能性を避けたい方は、多少手間でも事前にオンラインでビザを取得しておくのがオススメです。

【結論】一番おすすめのビザ取得方法

カンボジアに入国する際に必要なビザ取得の方法をご紹介しました!

結論としては、【オンラインで渡航前に申請してしまう方法】が一番おすすめです

電子ビザ(オンラインで取得するビザ)の料金が2025年1月1日から値下げされたことを踏まえると、わざわざ現地空港でアライバルビザを取得するメリットはほぼ無くなりました。事前にオンラインでビザを取得しておけば、現地で並ぶ時間を短縮することができます。

手続き自体は簡単なので、個人旅行の方も安心です!どうしても心配という方は、日本の旅行代理店に相談してみると良いと思います。

カンボジア旅行に関するビザ以外の手続きや準備については、下記の記事でまとめていますので、ぜひそちらも参考にしてみてください。