
カンボジア・シェムリアップで観光以上の体験を求めるなら、巨大淡水魚の観察や水族館の裏側見学が楽しめる「体験型ツアー」がおすすめ!
観光地として人気のAngkor Wildlife & Aquariumでは、メコンオオナマズをはじめとする希少な淡水魚に出会えるだけでなく、ガイド付きで施設のバックヤードに潜入できる貴重なプログラム「River Monster Lecture」を実施中。さらに、餌やり見学や絵馬づくりなど、学びと交流を兼ね備えたアクティビティが用意されています。

今回の記事では、シェムリアップで人気のこのツアーの魅力や内容、参加方法まで詳しくご紹介!
淡水魚と動物に出会える複合施設「Angkor Wildlife & Aquarium」
カンボジア・シェムリアップ郊外に位置するAngkor Wildlife & Aquariumは、淡水・海水のアクアリウムと野生動物パークが一体となった複合施設です。
館内ではメコン川流域に生息する巨大淡水魚や熱帯海水魚を観察できるほか、トラやカワウソなどの陸上動物にも出会えます。教育的な展示や保全に関する情報も豊富で、観光と学びが同時に楽しめるのが魅力です。
シェムリアップ市内から無料シャトルバスでアクセスでき、子どもから大人まで幅広い世代に人気のスポットとなっています。施設全体について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください!


淡水魚と裏側体験を楽しむ「River Monster Lecture」とは?
「River Monster Lecture(以下、RML)」は、Angkor Wildlife & Aquariumで実施されている、淡水魚と水族館の裏側にフォーカスした体験型ツアーです。専門ガイドの案内で「観る&学ぶ」を同時に楽しめる充実の60分間となっています。
英語ガイドによる60分の体験型ツアー
このツアーは、専門スタッフによる英語でのガイド付きで進行されます。
メコン川を中心とした淡水魚の生態や、展示されている希少な種について解説を聞きながら、大型水槽をじっくり観察できます。ガイドは知識豊富で、魚の特徴や飼育にまつわる裏話も交えてくれるため、語学力に自信がない方でも理解しやすく、知的好奇心を刺激される内容になっています。

見て楽しむだけでなく、学びのある観光体験を求めている方にぴったりのツアーです!

ツアーに含まれる内容一覧
River Monster Lectureの参加費には、施設への入場料が含まれており、ツアー前後に館内を自由に見学できます。
ツアー中は、巨大淡水魚の解説、水槽の裏側の見学、餌やりの様子の観察、さらに旅の記念として絵馬づくりの体験も。ツアー開始前にはウェルカムドリンクが提供され、ひと息つくことができます。
約60分のプログラムでこれだけの内容が含まれているため、コストパフォーマンスも非常に高いといえますね!

RMLをおすすめする理由
RMLは、ただ魚を見るだけでは終わらない、シェムリアップならではの体験型ツアーです。
トンレサップ湖にゆかりのある巨大淡水魚たちを間近で観察しながら、専門ガイドがその背景にある生態や歴史を楽しくわかりやすく紹介してくれます。
さらに、水族館の裏側へ入り、魚たちの飼育管理の現場を見学できるのも貴重なポイント!遊びと学びが融合したこのプログラムは、自然や生き物に興味がある方にとって、他では味わえない知的なアドベンチャーとなるはずです。

体験レポート|ツアーの流れと各パートの見どころ
ここでは、「River Monster Lecture」の実際の流れと、各体験ポイントの見どころをレポート形式でご紹介します。ツアーに参加しようか検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください!
はじめにウェルカムドリンクで一息
ツアーのスタートは、ちょっとしたおもてなしから。参加者は好きなソフトドリンクや、ビール・ワインなどのアルコール(選択制)を選べ、生春巻きや小さなフィンガーフードとともに楽しむことができます。
レセプションの開放的な休憩スペースでくつろぎながら、これから始まるツアーへの期待が自然と高まります。単なる観光施設では味わえない、ホスピタリティのある雰囲気づくりが印象的です!

一息ついて準備ができたら、ヘッドホン(ガイドのマイクと接続)を受け取って、ツアーの説明を受けたらいよいよスタートです!

迫力ある巨大淡水魚の解説と観察
いよいよツアーの本編へ!メコンオオナマズをはじめとする淡水の「巨大魚」たちを、ガイドの丁寧な解説とともにじっくり観察します。
魚たちの大きさはもちろん、その生態やトンレサップ湖との関係など、背景知識が加わることで理解が一層深まります。水槽越しとは思えないほどの迫力と、ゆったりと泳ぐ姿に、思わず時間を忘れるひとときです。


下のGiant Barbはカンボジアの国魚!絶滅危惧種に指定されており、コイ目では世界最大の淡水魚。全長3m、体重300kgに達することもあると言われています。

水族館の裏側に潜入!ろ過装置やバックヤードを見学
次に案内されるのは、普段は立ち入れない水族館の裏側エリア。ここでは、大量の水を安全に循環させる「ろ過システム」など、運営の要となる設備を見ることができます。
生き物を支える技術や人の働きを目にすることで、展示の裏にある“支える力”を実感できます。水族館が単なる観賞の場ではないことを体感できる、貴重なパートですね。



魚たちへの餌やりを間近で観察
ツアー終盤では、実際に魚たちが餌を食べる様子を観察する場面も。飼育員が餌を差し出すと、普段は穏やかに見える巨大魚たちが一斉に動き出し、たくさん集まってくる様子は迫力たっぷり!
生き物の“野性”を感じさせる瞬間で、静かな展示では味わえないダイナミックな魅力があります。写真や動画映えも抜群のシーンです。

ダイバーさんと比較すると、魚たちのサイズ感が際立ちますね!

淡水生態系と環境問題も学べる!
River Monster Lectureの魅力は、ただ魚を見て楽しむだけではありません。ツアーの中では、カンボジアを代表するトンレサップ湖やメコン川の淡水生態系について、わかりやすく学べる展示や解説が用意されています。
特にメコン川は、東南アジアを流れる重要な国際河川であり、多種多様な淡水魚の生息地となっていますが、その豊かな自然が近年、大きな環境問題に直面しています。
展示エリアには、メコン川に建設されている大規模なダムによる影響を紹介するコーナーもあり、魚の遡上を助けるための「フィッシュラダー(魚道)」の模型なども展示。水の流れや魚の行動パターンに配慮した構造が視覚的に理解でき、環境保全と開発のバランスについて考えさせられます。

また、AWAでは野生動物のレスキューや保護飼育にも取り組んでおり、その活動内容もツアー中に紹介されます。実際に保護された個体の話や、自然への再放流を目指す取り組みなど、生き物たちを“守る”視点での学びも得られるのが特徴です。


こうした多角的なアプローチにより、観光としての楽しさに加えて、東南アジアの環境問題や生物多様性の現状をリアルに知るきっかけとなるのが、このツアーの大きな魅力です
アクセス・チケット・予約情報まとめ
River Monster Lectureに参加するには、事前のチケット予約やアクセス手段を把握しておくと安心です。シェムリアップ市内からのシャトルバスや日本語での予約サポートもあり、海外旅行初心者でもスムーズに参加できます。
市内からの無料シャトルバス
シェムリアップ市内からAngkor Wildlife & Aquariumまでは、無料のシャトルバスが毎日2便運行されています。午前便と午後便があり、事前に時刻と乗車場所を確認しておくのがおすすめです。

市内中心部からの発着が多く、公共交通が限られるカンボジアにおいてはとても便利な移動手段となっています。バスの車内も快適で、観光客にとっては施設までのアクセスがぐっと楽になるサービスです。


[2025年11月時点]
ツアー付きチケットの購入方法と料金
River Monster Lectureは、入場料込みのツアー参加チケットを事前に予約する必要があります。
公式サイト(英語)から直接予約することも可能ですが、英語に不安がある方は、日本語対応の専用メールアドレスを利用して、日本人担当者に問い合わせ・予約をすることもできます。やりとりは日本語でOKですが、ツアーガイドは英語で進行される点はご注意ください。

料金はツアーと入場料を含んでおり、内容から見ても非常にコストパフォーマンスの高い体験です!

まとめ|子どもから大人まで楽しめる見学ツアーの魅力
River Monster Lectureは、カンボジア観光の中でも「見る・学ぶ・体験する」がバランスよく組み合わさった貴重なプログラムです!
巨大淡水魚の観察や水族館の裏側見学、環境学習、絵馬づくりといった多彩なアクティビティが、子どもには新鮮な発見を、大人には知的好奇心を満たす時間を提供してくれます。
ツアーは英語で行われますが、視覚的な要素が多く、言葉に不安があっても十分に楽しめる内容です。家族旅行や友人同士の観光にもおすすめの、シェムリアップならではの体験型ツアーです!























