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カンボジア「旅育」アイディア5選!子どもと一緒に学びを楽しむ旅

旅育たびいくという言葉を聞いたことがありますか?

「旅行」と「教育」と組み合わせた言葉で、旅先での経験を通して子どもの学びを深めていくことを指しています。

旅育の行き先は、国内・国外問わずですが、実はカンボジアは旅育にぴったり!

大人だけでなく、子どもも一緒に楽しめる学びのチャンスがいっぱい隠れています。食や文化、宗教、歴史など、年齢に応じて様々な角度から「旅育」を楽しむことが可能です!

CN編集部

「せっかくなら旅行を通して、子どもに色々学んでほしい!」とお考えの保護者の方、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください

「旅育」ってどんな旅行なの?

旅育たびいく」とは、旅先の経験を通じて学び、子どもの心や人間性を育んでいくことです。

ここで言う学びとは、単に訪れた場所に関する教科書的な知識を得ることではありません。実際にその土地を訪れたからこそ吸収できる、さまざまな新しい発見や刺激を得ることも含んでいます。

「〇〇しなければならない!」という厳格な定義はありません。旅を通して子どもが主体的に何かを学べるような取り組み全般を指す言葉だと考えられます。

CN編集部

旅行を通して、知識だけでなく興味や価値観の幅を広げることもできますね! 大人だけでなく子どもも一緒に楽しめるのが旅育のメリットです

「旅育」の主なメリット
  • 世界観が大きく広がる
  • 好奇心や学習意欲が向上する
  • グローバル感覚が身につく
  • 物事の多面性に気づけるようになる

実はカンボジアは「旅育」にとってもオススメ! 特に世界的な観光都市であるシェムリアップは比較的治安も良く、キッズフレンドリーな環境です。自然も豊かなので、のんびりと家族でリフレッシュすることもできますよ。

タイ・マレーシア・シンガポールなどの周辺国への飛行機でのアクセスも簡単なので、セットで周遊してみるのも良いかもしれませんね。

「カンボジア」と聞くと、世界遺産であるアンコール・ワットを思い浮かべるかもしれませんが、実はそれ以外にも見どころはたくさん! 歴史や環境、文化、宗教、教育問題など色々な角度から学ぶことができます。

CN編集部

ぜひお子さんの年齢や興味関心に合わせて、旅行のプランを組み合わせてみてくださいね! 今回はおすすめのアイディア5つをご紹介していきます

旅の基本情報はコチラ

何歳ぐらいからカンボジア旅行は楽しめる?

カンボジア旅行に関して、具体的に「◯歳だったら大丈夫!△歳はダメ!」という線引きはありません。旅行のスタイルや個人差によってさまざまです。

ただし、歴史や文化に関する学びは、小さいお子さんだと理解が難しい部分もあるかもしれないので、旅行中のアクティビティを工夫してあげると良いと思います。

史跡観光だけでなく、体験型のアクティビティを組み合わせてあげると、お子さんも一緒に楽しめるのではないでしょうか。また、お子さんの年齢と体力に応じて、屋内の観光やホテルステイなども組み合わせながら、ゆとりのあるスケジュールを組んでみましょう。

子どもと一緒に楽しむ旅育アイディア5選

一口に旅育と言っても、どのような観点で「学び」を作るかによって、アクティビティが変わってきます。ここでは5つのアイディアをご紹介!

カンボジアの「食」を実際に体験

地元のマーケットを見学してみる!

まずオススメしたいのが、地元のマーケットの見学です! シェムリアップの街の中心部には「Old Market(オールドマーケット)」と呼ばれる市場があります。ここでは観光客向けのお土産だけでなく、地元の人々向けの食材や日用品なども売られています。

オールドマーケット

日本ではもうあまり見かけなくなりましたが、市場で売られている食品は量り売りが基本です。お肉や魚などはパッキングされておらず、そのままの状態で並んでいます。

市場の肉売り場

「ちょっと苦手」と感じる人もいるかもしれませんが、現地の生活の様子を垣間見るチャンス! ぜひ一歩足を踏み入れて、実際に自分の五感で感じ取ってみましょう。日本では見かけない珍しい野菜やフルーツなども探してみてくださいね。

CN編集部

朝の時間帯は混雑していることが多いです。また市場内の地面は濡れていることもあるので、滑らないように気をつけてくださいね

マーケットはこちらでも紹介

ローカルフードに挑戦してみる!

せっかくなら現地ならではの「食」も体験してみましょう。屋台などは衛生的にちょっと不安……という方は観光客向けのレストランを利用するのがおすすめです。リーズナブルな価格帯で利用できる美味しいレストランはたくさんあります!

豚肉のせご飯

カンボジア料理は基本的にマイルドな味付けのものが多く、お子さんでも食べやすいメニューが多いです。野菜や果物をつかったメニューも多いので、栄養バランスを考えているご家庭にはうれしいですね。

ちょっとディープな体験をしてみたい!という方は、オールドマーケット内の食堂をぜひ利用してみてください。地元の人と一緒に朝ごはんを楽しんでみてはいかがでしょうか?

オールドマーケット

料理教室に参加してみる!

包丁を持てるぐらいの年齢のお子さんなら、現地の料理教室に参加してみるのはいかがでしょうか?

シェムリアップ市内には、英語で実施している教室もあれば、日本語で対応可能なクラスもあります。旅行時の単発参加もOKなので、気軽に参加できるのがうれしいですね。

実際に現地の食材を使って自分たちで料理してみることで、食文化に対する興味や理解も深まります。

Klook.com

豊かな自然から環境保護について考える

東南アジア最大の湖トンレサップ

カンボジアには豊かな自然がたくさんありますが、中でも特徴的なのは「トンレサップ」と呼ばれる巨大な湖です。

トンレサップ湖

トンレサップ湖は、雨季と乾季で大きさが変わる湖で、貴重な資源として昔からカンボジアの人々に親しまれてきました。水量の多い雨季になると、その大きさは乾季の約6倍になると言われています。

トンレサップ湖の家屋

大きさだけでなく、深さも大きく変化するため、この地域の家は下の写真のように高床式になっています。こんなふうにその土地の気候に合わせた暮らしの工夫がなされている点にも着目しながら訪問してみてください!

トンレサップ湖の家屋
ツアーの探し方

シェムリアップでは、トンレサップ湖クルーズのツアーがたくさんあります。乾季でも運行可能ですが、おすすめは水量の多い雨季〔6月〜10月ごろ〕です。水上の小学校やレストランなどもあるので、ぜひ寄ってみてください。

日本語対応のツアーは、KKdayから申し込むことができます。ぜひ旅行の出発前に予約をしておきましょう!

トンレサップ湖の夕日

昆虫に興味があるならバタフライ・センターへ!

シェムリアップの郊外に、珍しい蝶を生きた状態で展示している「バタフライ・センター」があります。ここで飼育されているのはカンボジアの在来種です。

巨大なネットで覆われた庭の中にはたくさんの蝶が飛び交っています。蝶だけでなく、卵や幼虫、さなぎの状態を鑑賞することも可能です。小さい施設ではありますが、虫が好きなお子さんにはぴったり!

CN編集部

日本では出会えない蝶もいるので、ぜひ探してみてくださいね!

こちらで紹介しています!

トレッキングでカンボジアの自然を満喫!

ある程度体力的に余裕が出てくる年齢だったら、トレッキングを兼ねた遺跡見学もオススメ! クバール・スピアンは、カンボジアでも珍しい水中遺跡で、山の頂上エリアにあります。

駐車場から片道30〜40分ほど山道を登る必要があり、途中の景色を楽しむことができるのもポイントです。見学だけでなく、身体を動かして楽しみたい!というタイプの方にはぴったり。

上記のバタフライ・センターと組み合わせて観光することも可能です。自然を身近に感じることで、環境に対する関心も高まってくるのではないでしょうか。

カンボジアでもゴミ処理の課題は深刻ですが、旅行をきっかけにして家族で環境問題や持続可能な開発について話し合ってみるのもオススメです。

Klook.com

教育を通して見るカンボジアの姿

カンボジアでは、かつての内戦などの影響で、教育分野にさまざまな課題が残っています。さまざまな国際機関やNGOなどの支援により少しずつ状況が良くなってきている部分もありますが、サポートが必要とされている場面はいまだに多いです。

ところが、実際に現地に行ってみると「かわいそう」と感じるよりも、「すごいな」と感心することの方が多いかもしれません。訪問した側の人間の方が、子どもたちや村の人たちから学ばせてもらうことがたくさんあります!

カンボジアでは、村の学校や孤児院などを訪問するスタディツアーが実施されることが多いですが、「かわいそうな子どもたち」や「支援が必要な人たち」というフィルターを一度取り払って参加してみると新しい発見や学びがたくさん得られるのではないでしょうか。

特に実際に自分たちと同じ年代の子どもたちと接することで、より多くの刺激や気づきを得られるのではないでしょうか。機会があれば、ぜひ現地の人々と直接交流できるアクティビティやツアーに参加してみるのもオススメです!

家族や子どもが参加できるスタディツアーの例

現地の文化や宗教に触れる

カンボジアを訪れたなら、現地の伝統文化や宗教に触れる経験もオススメです!

まずは何といっても、アンコール・ワットをはじめとする壮大な遺跡の数々。かつて東南アジアの広域を支配したクメール帝国が築いた遺跡を実際に見学してみましょう。少し予習をしておくとさらに楽しめるはずです!

アンコール・ワット

こんな本もおすすめ!

現在のカンボジアは上座部仏教を信仰している人が大半ですが、かつてはヒンドゥー教が主要な宗教でした。そうした信仰の変遷などについても親子で一緒に学んでみると面白いと思います!

アンコール・トムの南大門

また、カンボジアならではの伝統芸能に触れてみるのもオススメです!

天女の舞と呼ばれる「アプサラ・ダンス」や、牛の皮で作った人形を用いた影絵芝居「スバエク」など鑑賞してみてはいかがでしょうか?

アプサラ・ダンス
スバエク

最近では、こうしたカンボジアの伝統を現代風にアレンジしたサーカスも人気です。親子で一緒に楽しむのにぴったりですよ!

CN編集部

舞や影絵芝居などのストーリーを親子で一緒に確認してみるのもオススメです。日本の昔話と比べてどんな違いがあるのか分析してみるのも面白いですね

実際に陶芸を体験できる「Khmer Ceramics」のクラスもおすすめ! 制作した器はお土産として持って帰ることもできるので、旅の記念にもピッタリ。

カンボジアの過去から平和について考える

中学生以上のお子さんであれば、カンボジアの歴史について一緒に学んでみてはいかがでしょうか。

カンボジアの近現代史は対立関係が複雑で、子どもにはショッキングな内容も多いのですが、家族で改めて「平和」について考える貴重な機会になるはずです。

戦争博物館

地雷や不発弾などの処理は、今もカンボジアの人々を悩ませる深刻な課題の一つです。シェムリアップの郊外には、地雷や不発弾などの問題について学べる地雷博物館があります。

世界の課題にを向けるきっかけの1つとして、家族でいっしょに訪れてみるのも良いかもしれません。

地雷博物館

カンボジアで体験できる旅育!

ここまでカンボジアで体験できる「旅育」のアイディアをご紹介してきました!

もちろんご紹介したものだけでなく、カンボジア旅行で学びを深めるチャンスはいくらでもあります。ぜひ色々なことに興味を持ちながら、日常では味わえない体験を家族で一緒に楽しんでみてください!

CN編集部

旅行期間中だけでなく、ぜひ準備の段階からお子さんといろいろなことを話し合ってみてくださいね

家族で楽しむ「旅育」のアイディア
  • カンボジアの「食」を実際に体験
  • 豊かな自然から環境保護について考える
  • 教育を通して見るカンボジアの姿
  • 現地の文化や宗教に触れる
  • カンボジアの過去から平和について考える