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シェムリアップ市内の移動・交通について|定番トゥクトゥクから最新の配車アプリまで!

シェムリアップ市内の移動方法や交通手段についてご紹介します。遺跡観光だけでなく、ちょっとしたお買い物やお出かけの際にも参考にしてみてください。

カンボジアでは、日本のように電車やバスなどの公共交通機関は発達しておらず、移動する際は基本的に車やバイクなどを利用することになります。いくつかのパターンがあるので、ここでは観光客でも利用可能な主な移動手段をご紹介していきます!

CN編集部

シェムリアップ・アンコール国際空港と市内間の移動についてはコチラの記事をご覧ください

移動手段の種類

ざっくりと分けて、現在のシェムリアップでは下記の移動手段が利用可能です。

  • 車のチャーター
  • トゥクトゥク
  • バイクタクシー
  • 配車アプリ
  • レンタル自転車
  • 電動バイク
  • 徒歩

それぞれに特徴やメリットがあるので、ここから一つずつ見ていきましょう!

シェムリアップの街並み
シェムリアップの街中の様子

車のチャーター

シェムリアップでは車を運転手付きチャーターすることもできます。旅行会社や現地のホテルを通して予約するのが一般的です。余裕を持って早めに申し込んでおく方が確実だと思います。

車のタイプは様々ですが、大人数でも利用可能な大型のバンタイプもあるので、希望する車の型があれば、事前にリクエストを伝えておきましょう。

クーラーの効いた車内で安全に移動したい!という方にはおすすめの手段です。選択肢の中で最も費用が高くなりますが、料金は半日で25ドル程度。利用時間や距離によって異なるので、申込時に要チェックです。

シェムリアップの街並み
Klook.com

トゥクトゥク

カンボジアで最も一般的な交通手段です。

観光客だけでなく、地元の人たちも日常的に活用しています。タイのトゥクトゥクとは異なり、カンボジアのトゥクトゥクは、乗車する座席の部分をバイクが牽引する形になっています。

あまりスピードは出ませんが、意外と小回りが効いて、走っているときの風が気持ちいいです。雨除けがついているので、急に雨が降ってきても心配ありません。

カンボジアのトゥクトゥク
一般的なタイプのトゥクトゥク

基本的な定員は4人程度ですが、地元の人たちはそれ以上の人数で乗り合わせていたり、ものすごい量の荷物を積んでいたりします。ただし、危険なので旅行者が乗車する場合には避けましょう。

乗車中は荷物を落とさないように、しっかりと持っておきましょう。スマートフォンやカメラを操作する場合は十分に気をつけてください。また、乗車中のスリにも注意が必要です。油断していると、後方から来たバイクに鞄などをひったくられることがあります。

最近では、運転席と座席部分が一体型になっているトゥクトゥク(リキシャ)も登場してきました。

CN編集部

リキシャタイプは従来型よりもひと回り小さいので、1〜2人で乗車する際におすすめです。3人でも乗れないことはありませんが、大人だとだいぶ窮屈に感じると思います。

カンボジアのトゥクトゥク
リキシャタイプ

トゥクトゥクなどの利用に限らず、大きい紙幣で支払いをするとお釣りが無い場合があります。現金を使うときは、できるだけ小額紙幣を使うようにしましょう。

また、数百リエル程度だとお釣りが帰ってこないこともあるので、チップだと思って少し多めに払うと良いかもしれませんね。

旅行者にオススメの方法

トゥクトゥクの利用方法

ホテルやゲストハウスに頼むと、近くにいるトゥクトゥクを呼んでくれます。行き先を伝えるのが不安な場合は、スタッフを通して頼むと安心です。また、街中には流しのトゥクトゥクもたくさんいるので、そちらで頼むこともできます。

  • 値段は乗る前に必ず交渉してください。曖昧なまま乗車すると、支払い時にトラブルにつながります。
  • アンコール遺跡群の観光であれば、半日で7ドル程度から利用できます。行き先やコースによって値段が異なります。
  • ドライバーが行き先を把握していないことがあります。自分でも大まかな進行方向は確認しておきましょう。ホテルの名刺をもらっておくと、帰りの際に便利です。

トゥクトゥク利用時の
クメール語はこちらを参考に!

バイクタクシー

トゥクトゥクと同じように、街中にたくさんいるので、流しで利用することができます。トゥクトゥクより値段が安くなる点がメリットです。短い距離をちょっと移動するときに役立ちます。

ただし、シェムリアップの交通治安はあまりよろしくなく、接触事故などは頻繁に起きています。大怪我の可能性もあるので、観光客の方には基本的におすすめできません。

もしも利用する場合には、長距離での移動は避け、自己責任のもとに乗車してください。

シェムリアップの街並み

配車アプリ【オススメの方法】

カンボジアでも、アプリを使った配車サービスが利用できます!

手軽に利用でき、通常よりも値段が安くなるので、カンボジアを訪れる際はぜひ検討してみてください。

カンボジアで利用できる配車アプリ
  • Grab[グラブ]
  • PassApp[パスアップ]

Grabは他の国でもお馴染みのサービスですが、PassAppはカンボジア発の配車アプリで、車だけでなくトゥクトゥクも呼ぶことができます。

どちらのアプリも利用時にはインターネットの環境が必要なので、海外でもスマートフォンを使えるように準備してくる必要があります。また、アプリの初期設定では電話番号の登録が必要です。

CN編集部

配車アプリのメリットは、主に下記の2点です。

  • 値段交渉が不要で、通常よりも安く利用できる!
  • 行き先をアプリの地図で示せるので、口頭での説明が不要!

現金で支払う際は、少額の紙幣をお忘れなく。1ドル札やリエル札を手元に準備しておきましょう。

PassAppを使うには、カンボジアの電話番号の登録が必要です。利用したい場合には、現地でSIMカードを購入してください。電話番号の取得が難しい場合には、ちょっと値段は高くなりますが、Grabを利用するのがおすすめです!

配車アプリGrabについてはコチラ!

Wi-Fi利用については
こちらを確認!

レンタル自転車

街中には自転車を貸し出しているお店があります。ホテルやゲストハウスで貸し出している場所もあるので、チェックしてみましょう。

普通のママチャリやマウンテンバイクの中から選ぶことができます。自転車の種類にもよりますが、1日2ドル程度から借りられます。

アンコールワットと自転車

自分のペースで観光したいという人にはおすすめの交通手段です。

ただし、雨季は夕方にスコール(激しい雨)が降ることがあるので、天候には気をつけましょう。乾季であれば、道路が雨でぬかるんでいることもないので、走りやすい環境です。

市内中心部からアンコール・ワットまでは約5km、小回りコースは約20km、大回りコースは約40kmあります。

日中の気温はかなり高くなるので、自転車で遺跡観光をする場合には、自分の体力に合わせて、あまり無理をしないように気をつけてください。

自転車を借りる際は、ブレーキがちゃんと効くか、タイヤはパンクしていないか、きちんと自転車の状態をチェックしましょう。問題があれば、遠慮なくお店の人に伝えて交換してもらってください。

Klook.com

電動バイク「Green E-Bike」

自転車で自由に観光したいけど、ちょっと体力が心配……という人におすすめなのが電動バイク。

「Green E-Bike」という電動バイクを街中でレンタルすることができます。通常使用の場合で40kmの距離が利用可能で、推奨速度は時速20kmほどです。

Green E-bike

1日10ドルで利用可能です。朝8時に電動バイクを受け取ったら、翌日の朝8時まで利用することができます。ヘルメット付きでの貸し出しです。

Green E-bikeの利用条件
  • 14歳以上であること
  • パスポートと観光ビザの提示
  • 運転のための簡単な講習を受けること

運転免許は不要なので、上記の条件を満たせば誰でも簡単に利用することができます!

ただし、アンコール・ワットを1周しようとすると途中で充電する必要があります。シェムリアップには、いくつかの無料充電ポイントがあるので、お店で借りる際に場所を確認しておきましょう。

Green E-Bikeのホームページはこちら〔英語〕

徒歩での街歩き

意外とおすすめなのが、徒歩での移動です!

シェムリアップの街並みをじっくりと観察することができます。特にシヴォタ通り沿いやオールドマーケット付近は、いろいろなお店が立ち並んでいるので、覗きながら散歩をするのもおすすめです。思わぬ掘り出し物に出会えるかもしれません。

また、シェムリアップ川沿いは地元の人たちの憩いの場でもあります。夕方になると屋台が並び、そこで食事をしている人たちも多いです。ローカルの雰囲気を少し味わうにはぴったりな場所と言えます。

そもそもシェムリアップ自体がコンパクトな街なので、中心部を移動する場合には徒歩でも十分可能です。涼しい時間帯に散歩に出掛けてみてはいかがでしょうか?

バイクやトゥクトゥクが思わぬところから飛び出してくることもあるので、歩道を歩いている場合でも、周囲には十分気をつけてください。

シェムリアップ川

シェムリアップの移動手段|まとめ

日本のように公共交通機関は発達していませんが、トゥクトゥクなどを利用するとかなり安い金額で移動することができます

値段交渉も、旅の経験の一つとしてチャレンジしてみるのも良いかもしれませんね。不安な方は、ぜひ今回紹介した配車アプリの利用を検討してみてください。

基本的にカンボジアは温厚で穏やかなタイプの人が多いですが、中には悪意を持って近づいてくる人も残念ながらいます。旅行会社やホテルを通して頼んでいる場合には大丈夫ですが、流しで利用する場合、少しでも不審な点があれば無理に利用せず、別のドライバーを探すことも大切です。

CN編集部

特に夜間や早朝などの暗い時間帯に一人で利用する場合には、信頼できるドライバーにお願いしましょう。

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シェムリアップとトゥクトゥク

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