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カンボジア旅行のトラブルと対策[病気・ケガ・盗難など]緊急時の連絡リスト付き!

楽しく快適な旅行にするためにも、トラブルへの対策は必須です!

旅に予期せぬアクシデントはつきものですが、万全な対策で被害を少しでも抑えることは可能です。ぜひカンボジアに訪れる前に情報を集めて、ばっちり準備をしていきましょう!

カンボジアにはどんなトラブルの可能性があるの?

カンボジアに限ったことではありませんが、海外は日本と異なる部分も多いので、事前にしっかりと現地の状況を把握しておくことが大切です。

ここでは、カンボジアで遭遇しやすいトラブルをご紹介します!

病気などのトラブル

カンボジアでかかる可能性があり、注意が必要な病気は主に下記の6つです。

急性胃腸炎

おそらくこれが最もかかる確率の高い病気の一つです。急性胃腸炎はウイルスや細菌に汚染された食べ物や液体を口にすることで感染します。主な症状は、腹痛や下痢、発熱や嘔吐などです。脱水症状にならないように水分補給を心がけてください。数日で回復することが多いですが、症状が酷い場合には、現地医療機関の受診をおすすめします。

熱中症・脱水症

カンボジアでは一年中、気温と湿度が高いため、熱中症や脱水症になりやすく、日本にいるときよりも注意が必要です。

デング熱

蚊(日中に活動するネッタイシマカ)に刺されることで感染します。主な症状は、高熱や頭痛、関節痛、筋肉痛などです。特別な治療法はなく、対症療法で経過をみるのが基本です。重症化のリスクもあるため、現地医療機関で受診してください。

寄生虫病

寄生虫が混入した食べ物を口にすることで感染します。発熱は基本的に無く、血便や下痢、腹痛などを伴うことが多いです。必要に応じて検査を受け、駆虫役を内服することがあります。

マラリア

蚊(夜間に活動するハマダラカ)に刺されることで感染します。シェムリアップ市内では感染の可能性はかなり低いですが、森林地帯や国境周辺部に行く際には注意が必要です。治療せずに放置すると危険なため、流行地域を訪れた後に高熱が出た場合は必ず医療機関で受診してください。

狂犬病

狂犬病ウイルスは犬だけでなく、馬やコウモリも保有しており、動物の血液や唾液が傷口などから侵入することで感染します。発症した場合の死亡率は100%という恐ろしい病気です。万が一、犬などの哺乳類に噛まれたり引っ掻かれたりした場合には、24時間以内に新たに予防接種をする必要があります。

注意すべきポイント!
  • 口にする食べ物や飲み物の衛生状態に注意する。少しでも異変を感じたら、無理に飲み込まず、飲食をやめる
  • こまめに水分補給をし、体調がすぐれないときは無理せず休む。また、紫外線対策にも気を付ける
  • 蚊に刺されない工夫をする。虫除けスプレー等を使用し、できるだけ肌を露出しない。蚊帳がある場合には、就寝時に使用する
  • むやみに現地の動物に触れない。近付く場合には、噛まれたり引っ掻かれたりしないように十分に注意する
  • 現地では日本と同じ薬が入手できない可能性が高いので、常備薬が必要な場合は日本から持っていく

*参考:外務省「世界の医療事情」より

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虫除けスプレー

交通事故などのトラブル

シェムリアップは世界的な観光地でもあり、市内中心部は比較的道路が整備されていますが、日本と比べると交通事情はあまり良くありません。

車だけでなく、トゥクトゥクやバイクもたくさん走っているため、道を歩く際には常に周囲への注意が必要です。

道路を横断する際、日本のような横断歩道はほとんどなく、自分で道路の流れを見て渡らなければならないことがあります。交通量の多い道を横断する際には十分注意してください。

シェムリアップの街

盗難や窃盗などの被害

カンボジアでは周辺国と比べて、犯罪が多く発生している地域です。

基本的な安全管理を行なっていれば神経質になる必要はありませんが、気の緩みが被害につながる可能性があるので、対策と準備はしっかり行なっていきましょう。

くわしい情報は、在カンボジア日本大使館のホームページで事例と併せて紹介されています。ぜひ渡航前に最新情報をチェックしておいてください。

被害の半数はひったくりと言われており、スリや置き引きなども含めると、全体の6割にあたります。その他、いかさま賭博強盗なども発生しています。

注意すべきポイント!
  • 貴重品(パスポート・現金・クレジットカードなど)は1箇所にまとめず、分散して持っておく
  • 歩行時やトゥクトゥクの乗車時は、車道側に鞄を持たない。混雑している場所では、体の前側に抱えておく
  • 万が一、窃盗や強盗の被害にあっても、抵抗したり追跡したりしない。相手が武器を所持している可能性もあるので、大人しく従うほうが安全
  • 被害や事故に遭った場合には、すぐに警察署に通報し、日本大使館や領事事務所に連絡をする。
  • 知らない人に声をかけられても、むやみについていかない。怪しい勧誘をされた際には、はっきりと拒否する姿勢を見せる
CN編集部

まずは基本的な安全管理を徹底することが大切です。シェムリアップの治安は危険視する程ではありませんが、「日本とはちがう」という感覚を持っておきましょう。

治安と防犯対策をチェック!

海外旅行保険への加入

カンボジアに限らず、海外に渡航する際には必ず海外旅行保険に加入しておきましょう

一般的に、海外の医療機関で受診すると高額な治療費を請求されます。また、支払い能力が無いと見なされると、そもそも治療を受けることすら拒否される可能性があります。

重大な事故や病気の場合、カンボジア国内で対応できないと判断された場合には、医療水準の高い周辺国に緊急搬送されることもあります。その際には、莫大な費用が発生するため、個人では対応できない可能性が非常に高いです。

海外旅行保険に加入する際には、どこまでの治療費用が適用されるのか、適用限度額を必ず確認しておきましょう。キャッシュレスでの受診に対応している保険だとより安心です。

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くわしくは公式ページで!

緊急時の連絡リスト

万が一の際に必要な連絡先をまとめています。緊急時にすぐに確認できるように、メモなどを控えておきましょう。

シェムリアップの病院【日本語対応】

  • Royal Angkor International Hospital
    ホームページ https://royalangkorjhd2020.wixsite.com/royal-angkor
    電話番号 063-761-888, 012-235-888(救急)
    24時間体制の総合病院で、日本人医療通訳常駐のジャパニーズヘルプデスク(日本語相談窓口)があるため日本語受診可能。海外旅行傷害保険ご加入者はキャッシュレスでの受診可能
ロイヤル・アンコール・ホスピタル
  • Angkor-Japan Friendship International Hospital
    ホームページ http://ajfih.org/
    電話番号 076-677-7879,087-789-150,012-408-314(日本語・24時間)
    日本の医師免許を持つ中国人外科医と日本人看護師が常勤しており、キャッシュレスでの海外旅行保険に対応している
  • Un Sovanthan Clinic (ホテルドクターサービス)
    ホームページ http://www.hotel-doctor-service.com/
    電話番号 017-713-690(日本語)
    日本人向けの医療サービスで、カンボジア人医師と日本人看護師による診察が受けられる。ホテルへの往診も可能で、キャッシュレスでの海外旅行保険に対応している
海外旅行保険

カンボジアにある日本の公的機関

  • 在シェムリアップ日本国領事事務所
    ホームページ https://www.kh.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
    電話番号 (市外局番063)-963-801~3
    住所 Consular office, Sokha Palace Siem Reap Hotel, Road 60, Phum Trang, Sangkat Slorkram, Siem Reap, Cambodia
    *土日は休館
  • 在カンボジア日本国大使館
    ホームページ  https://www.kh.emb-japan.go.jp
    電話番号 (市外局番023)-217-161~4
    住所 No.194 Moha Vithei Preah Norodom, Sangkat Tonle Bassac Khan Chamkarmom, Phnom Penh, Cambodia

上記以外に、自身で加入している海外旅行保険の窓口の連絡先情報も控えておきましょう。

スマホ

旅のトラブルと対策|まとめ

カンボジアに限らず、海外を訪れる際には安全管理が不可欠です。治安の良い日本と同じ感覚で行動をしていると、犯罪の対象になる可能性が高くなります。

楽しい旅行期間は気持ちも緩みがちですが、最低限の危機管理を徹底していきましょう。

  • 貴重品などの荷物の管理
  • 食事などの衛生管理
  • 周囲の車やバイク・トゥクトゥクなどへの注意
  • 怪しいエリアや暗い夜道を避けるなどの危機管理

これらの基本的な安全管理をしておけば、カンボジアでの滞在を思い切り楽しむことができます!出発時にしっかりと情報を集めて、万全の対策をしていきましょう。