基本的に一年中「夏」であるカンボジア。
そんなカンボジアの地理的特徴と気候について、このページではご紹介していきます。ぜひ服装選びの参考にもしてみてくださいね!
服装に関してはこちらの記事もご参考に!
カンボジアってどこにあるの?
カンボジアは東南アジアの大陸部に位置しており、この辺りの地域はインドシナと呼ばれています。
海岸線は短く、タイ・ラオス・ベトナムの3カ国と国境を接しています。
カンボジアって地理的にどんな特徴があるの?
「カンボジア」と聞くと、皆さんはどんなイメージをしますか?もしかすると「密林に埋もれた遺跡」を思い浮かべる人もいるかもしれませんね。
カンボジアの国土は、中央に平野部があり、それを山脈が囲むような形になっています。2020年の時点で、国土面積に対する森林の割合は45.7%でした。
国内で開発が進んでいるため、森林の面積は年々減少してきています。
ちなみに日本の森林面積は約2500万haで、国土の67%(約3分の2)を占める広さです。
また、何と言っても特徴的なのは、カンボジアの中心を流れるメコン川と、シェムリアップに位置するトンレサップ湖ではないでしょうか。
東南アジア最大の湖「トンレサップ湖」
トンレサップ湖は、東南アジア最大の淡水湖です。シェムリアップ市内からも日帰り観光が十分可能であるため、観光地としても人気を集めています。
カンボジアには乾季と雨季の2つの季節があり、トンレサップ湖は季節によって大きさが変化します。
雨が降らない乾季では、水深が1mほどしか無く、その大きさは琵琶湖の4倍程度です。一方で、雨季になり水量が増すと、水深は9mにも到達し、大きさは乾季の約6倍にまで拡大します。
このように、乾季と雨季で湖の規模や深度が大きく異なるため、この辺りの地域では写真のような高床式の家に住むことがあります。
乾季のときは階段やハシゴを使って家に上がり、雨季のときはボートを使って移動します。水上のレストランでは、水平線を眺めながら食事をすることができるので、おすすめです!
Klook.comカンボジアの田園風景
カンボジアでは古くから稲作が盛んで、米の輸出も行われています。耕地面積の約8割が稲作です。郊外の遺跡を訪れる際には、カンボジアの田園風景を目にする人も多いかと思います。
アンコール時代においても、灌漑農業に力を入れており、当時の記録では一年の中で3回(もしくは4回)も米の収穫が可能であったと言われています。
美しい海が楽しめるシハヌークビル
カンボジアの魅力は遺跡だけではありません。カンボジアのシハヌークビルには、数少ないビーチリゾートもあります。国立公園に指定されているエリアでは、マングローブの林も残されています。
ただし、現在では中国系リゾートによる開発が激しく、街中の様子も以前とは少しずつ変化してきました。訪れる際には、滞在エリアに関する情報を事前に集めてください。
カンボジアの気候と季節は?
上記でも少しご紹介した通り、カンボジアには乾季と雨季の2つの季節があります。
標高の高い山間部を訪れる場合を除いて、カンボジアの主な都市(プノンペンやシェムリアップ)で気候の差はありません。
一般的に、乾季(特に年末前後)が観光のベストシーズンと言われていますが、雨季ならではの魅力もあるので、年間通してカンボジア旅行はおすすめできます。
旅行のタイミングは、ご自身の都合に合わせて選べばOKです!
雨季に降るスコールは短時間で降り止むことが多いので、どこかで雨宿りして待ちましょう。傘を持って行くか悩むかもしれませんが、実際に使える場面は少ないです。
カンボジアでの過ごし方の注意点は?
基本的には、日本の「夏」をイメージして準備しておけばOKですが、いくつか注意する点もあります。
その他のトラブル対策はこちら
日陰に入れば比較的涼しいので、日本の夏よりも過ごしやすいと感じる人もいるかもしれません。
雨季のスコールでは激しい雨が降りますが、雨上がりの森は瑞々しく、とても美しいです。乾季も観光しやすいシーズンですが、雨季も同じくおすすめなので、ぜひ検討してみてください!
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中国に源流を発し、ミャンマー・タイ・ラオス・カンボジア・ベトナムの計6カ国を流れる国際河川です。約4200kmにわたって流れており、その全長は東南アジア最大と言われています。