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カンボジア伝統衣装レンタル!特別なアンコールワット観光

実はシェムリアップでカンボジアの伝統衣装体験ができることをご存知ですか?

「せっかくのアンコールワット観光、特別な思い出を作りたい!」という方におすすめしたいのが、カンボジアの伝統衣装を身にまとっての観光体験です。

色鮮やかで繊細なデザインの衣装を着ると、まるでアンコール王朝の時代にタイムスリップしたかのような気分に!美しい寺院の風景に溶け込む姿は、写真映えも間違いなし

女性用だけでなく、男性用や子ども用もあるのでカップルやご家族での記念写真を撮ることもできます!

CN編集部

今回は、アンコールワットの観光がさらに特別になる伝統衣装レンタルの魅力と、その楽しみ方をたっぷりご紹介します

伝統衣装がレンタルできる場所は?

伝統衣装をレンタルできるお店はアンコール・ワットの近くにもいくつかあるのですが、品揃えという点で一番おすすめなのが「បុស្បា Bossaba」というお店です!

CN編集部

カンボジア人のガイドさんにおすすめのお店を教えてもらいました!

「ワット・トメイ(キリング・フィールド)の隣のお店」と言えば、地元のドライバーさんにも伝わります。もしくはGrabなどの配車アプリで行き先を指定すると分かりやすいです。お店の前に伝統衣装を着たマネキンが並んでいるので、それを目印にしてみてください。

បុស្បាជួលឈុតបុរាណ Bossaba
電話番号 085727266
営業時間 7:00〜18:00[毎日営業]
*営業時間は変更になる可能性があります
*月曜は16:30まで

お店の方は簡単な英語なら対応OKです! 言葉が不安な方は日系の旅行会社さんに相談してみるのが良いと思います。

伝統衣装の種類は女性用が多いですが、男性用や子ども用の伝統衣装もありました

Khmer Traditional Costume Rental
お店の入り口で靴を脱ぎます

衣装レンタルの流れ

今回は「បុស្បា Bossaba」を利用した際のレンタルの流れをご紹介します。ほかのお店で借りた場合も似たような流れです。

衣装・アクセサリー選び

まずはお店に入ると、カタログ写真を渡されるので、その中から好みのタイプを選びます

たくさん種類がありすぎて悩んでしまいますが、色などは後から布を見ながら選ぶので、まずは大まかなタイプを決めてしまいましょう!

CN編集部

肩が出るデザインや、お腹が見えるデザインなどパターンがいくつかあります。まずは希望するタイプを選びましょう!

カップルまたは親子でセットにしたい場合には、先にその旨をスタッフさんに伝えておくとスムーズです。

Khmer Traditional Costume Rental
お店のカタログ写真

大まかなタイプを写真から選んだら、次は布選びです。まずはベースとなるスカート部分の布を選んでいきます。本当に種類がたくさんあるので、「赤系がいい」「青系がいい」などざっくりした要望を伝えて、お店の方に選んでもらうのもオススメです!

スカート部分の布を決めたら、上衣の布を決めていきます。色・柄に関して日本の着物ほど細かいルールはありませんが、この辺りの組み合わせは難しいので、お店の方のお任せしてしまうのが無難です

アクセサリーの有無はプランによって異なりますが、オプションに含まれている場合はお店の方が選んだ衣装に合わせて準備してくれます。

CN編集部

お店の方は選ぶのに慣れているので、大まかな希望だけ伝えて、あとはお任せしてしまった方が良いかもしれません。その人の雰囲気に合わせてセンスよくまとめてくれますよ!

Khmer Traditional Costume Rental
店内の布棚の一部

ちなみに、希望すればアプサラ(遺跡の壁面などに描かれる天女)の衣装をレンタルすることもできます。装飾品の数が通常よりもかなり多いので、レンタル料は一番高いです!

Khmer Traditional Costume Rental
アプサラの伝統衣装

着付け

選び終わったら、一度スタッフの方が衣装にアイロンをかけてくれるので少し待ちます。準備が完了したら、お店の奥のスペースで着付けをしていきます。

着付けの前に必要であればトイレを済ませておきましょう。お店のトイレがちょっと気になる方は、出発前にご自身のホテルなどで済ませておくのがおすすめです。

CN編集部

スカート部分は完全に1枚の布になっていて、スタッフの方が器用に織り込んで着付けてくれます。日本の着物以上にきつく締められるので、ちょっと覚悟していきましょう!(あまりに苦しかったら遠慮なく伝えてください!)

Khmer Traditional Costume Rental
マチ針で布を固定します
Klook.com

ヘアセット&メイク

ヘアセットとメイクアップはオプションになっています。衣装に合わせた髪飾りが付いていると後ろ姿が綺麗なので、ヘアセットは余裕があればぜひお願いしてみてください!

カンボジアのメイクアップはかなり濃い目なので、挑戦してみたい方はお好みでどうぞ! 眉やアイラインを黒くはっきりと強調するようなメイクアップが特徴的です。

Khmer Traditional Costume Rental
この後スプレーでがっちりと固められました

支払い

ひと通りの着付けやセットが完了したら、この時点でお支払いをします。料金は選んだ衣装のタイプによって異なります。

アクセサリーや日傘などが含まれる「VIPセット(女性用)」は1人当たり35ドルでした。もう少しシンプルな装いだと25ドル程度でもレンタルできます。値段はお店やプランによって異なるので、だいたいの目安にしてください。

クレジットカードには対応していないので、現金またはQRコードでの電子決済のどちらかとなります。

お店で返却[観光後]

遺跡などの観光の後、お店に戻って衣装を返却したら完了です。自分では脱げないので、お店の方に手伝ってもらいましょう!

レンタル期間は、当日の営業終了時間までとなっています。その日のうちに返却すれば、2時間借りても5時間借りても同じ料金です。

CN編集部

一応お店の方もチェックしてくれますが、髪飾りやピアスなどの細かいアクセサリーを忘れないように気をつけてください!

レンタルの際の注意点&アドバイス

ここからは伝統衣装をレンタルする際の注意点やアドバイスをご紹介します。ぜひ利用する際の参考にしてみてください。

食事の直後は避ける

女性用の衣装は、中にコルセットのようなものを着て、スカート部分もかなり強めに締めるので、日本の着物と同じかそれ以上の圧迫感があります。食事の直後は気分が悪くなってしまう可能性があるので、注意してください。

着付け前にトイレを済ませておく

伝統衣装を身につけるとトイレに行くのがかなり難しくなります。衣装はマチ針で固定されているので、自分で着脱することができません。着物のように裾を持ち上げられなくもないのですが、着崩れしてしまう可能性が高いので、できるだけトイレは先に済ませておきましょう。

キャミソールを着ていく

必須ではないのですが、直接コルセットを肌につけるのに抵抗がある方は、キャミソールを1枚着ていくとおすすめです。肩を出すタイプのデザインの場合でも、着付けの際に肩紐をうまく中に隠してくれるので、通常の下着やキャミソールを着ていても問題ありません

足元は着脱しやすいものを

着脱しやすいサンダルなどを履いていきましょう。伝統衣装を身につけるとかがむのが大変なので、ストラップや靴紐があるタイプは避けた方が無難です。伝統衣装に合うタイプのデザインが無ければ、写真撮影のときは靴・サンダルを脱いで裸足になってしまいましょう

荷物はコンパクトに

伝統衣装を着た状態は身動きがあまり取れないので、遺跡観光中の荷物はできるだけコンパクトにまとめてしまいましょう! ご自身の着替えはお店に置いていけないので、自分で持って移動する必要があります(一度ホテルに戻って置いてくるのもアリ)。車で移動するなら、ドライバーさんに頼んで車内に大きい荷物を置かせてもらいましょう。

おすすめの時間帯

できれば朝方または夕方の涼しい時間帯に利用するのがおすすめです。通常の服よりも暑く感じるので、熱中症などにならないよう、無理せず行動してください。ただし、朝や夕方はお店が混み合う場合があるので、少し余裕を持ってスケジュールを組みましょう。

写真撮影をする場合

アンコール・ワット前には、フリーのカメラマンさんがたくさんいるので、記念写真をお願いすることができます。価格は基本的に1枚1ドル程度です。撮った写真は、スマートフォンに直接データを送ってもらい受け取る形になっています。

中には押し売りが強いカメラマンもいるので気をつけてください。大量に写真を撮られて高額請求されるケースがありますが、自分が受け取るデータの分だけ支払えばOKです。曖昧な交渉はトラブルの元なので、はっきりと希望枚数を伝えましょう。(*ただし、撮影の拘束時間に応じてある程度の枚数は購入してあげましょう)

実際にレンタルして観光してみた!

実際に伝統衣装をレンタルしてアンコール・ワットに行ってきた際の様子をご紹介!

撮影スポットとしては、アンコール・ワットが定番ですが、もちろんバイヨンタ・プロームなどの他の遺跡に行くことも可能です

やはり一番人気なのは、アンコール・ワットの聖地前!

ぜひ水面に映った「逆さアンコール・ワット」と一緒に撮影してみてください。ちょっと暑いですが、逆光を避けて綺麗に撮影するなら午後がおすすめです。

Khmer Traditional Costume Rental

個人的には「十字回廊」での撮影もおすすめです。ここには、美しいデヴァター(女神)像がたくさん彫られているので、ぜひその前で撮ってみてください!

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また、意外と知られていない穴場スポットとして、アンコール・ワットの東側(裏側)もおすすめです。人が少ないタイミングを狙うと、きれいなポートレートが撮れますよ!

Khmer Traditional Costume Rental
CN編集部

実際に着てみた感想をお伝えします。はじめは胴回りの締め付けが慣れない感覚で動きにくかったのですが、途中からだんだん慣れてきました!

ただし、暑さも相まって結構体力は消耗するので、個人的には2−3時間程度が限界かなと思います。あちこち動き回るには適していないので、ポイントを決めて効率的に観光するのがオススメです!

また、衣装の中はかなり汗をかきます。熱中症にならないよう、適度に水分補給と休憩をしながら、無理せず楽しんでくださいね!

他にもおすすめの撮影スポットがたくさんあるので、個人で訪れる場合はぜひ下記の写真を参考にしてみてください!

伝統衣装体験ツアーもオススメ!

自分で貸衣装店まで行って遺跡観光の手配をするのは大変そう……という方は、伝統衣装体験ツアーに申し込んでしまうのがオススメです!

下記のKlook(クルック)のツアーなら、英語ガイドさんと送迎の車がセットになっているので、移動がとっても簡単! 写真撮影におすすめのスポットも教えてもらえるので、効率的に楽しむことができます。

CN編集部

伝統衣装を着た状態だと、なかなか身軽に動けないので、効率的に遺跡内を観光できるのはありがたいポイントですね!

Khmer Traditional Costume Rental
klook公式サイトより
Klook.com

カンボジア伝統衣装体験|まとめ

今回は、カンボジアの伝統衣装体験についてご紹介しました。

お店でレンタルした伝統衣装をまとってアンコール・ワットなどを観光をすれば特別な思い出になること間違いなし!

女性用だけでなく、男性用や子ども用もあるので、カップルやご家族でも楽しめます。意外と手軽にレンタルできてしまうので、ぜひ次の旅のプランに「伝統衣装でのアンコールワット観光」を加えてみてください!

Khmer Traditional Costume Rental