Fair Trade Village（フェアトレードビレッジ）はシェムリアップの街の北側にあるお土産マーケットです。カンボジアの職人さんたちが丁寧に作り上げたアイテムがたくさん揃っています。
クオリティの高い工芸品やおしゃれ雑貨が並んでいるので、ちょっと特別なお土産を探している人にはおすすめのスポットです！ 洗練されたデザインの商品は、単純に「お土産」としてだけでなく、普段使いのアイテムとしても活用できそう。
Fair Trade Village への行き方
シェムリアップの街の北側、アンコールワットに向かう方面の途中に「Fair Trade Village フェアトレードビレッジ」はあります。
街の中心部から歩いて向かうには少し遠いので、トゥクトゥクもしくは自転車などを利用するのがおすすめ。帰りのトゥクトゥクは、行きのドライバーさんに往復でお願いしておくか、アプリで呼ぶと便利です。
フェアトレードビレッジは、青色の三角屋根が目印！
マーケットの中は広々としていて、いろいろな種類のお土産が並んでいます。入り口にはちょっと休憩できるスペースもあるので、疲れた場合にはここで一休みするのもいいかもしれませんね。
Fair Trade Village ってどんな場所？
フェアトレードビレッジは、プロの職人の手による伝統的な手工芸品が販売されているマーケット。ここで売られているものは正真正銘の「メイド イン カンボジア」です。
The Fair Trade Village is the only permanent market exclusively retailing genuine Cambodian-made handicrafts authenticated by the Angkor Handicraft Association. The market stocks a wide range of handmade items and also provides workshops where artisans create traditional handicrafts that have been produced by local communities for centuries.
「Fair Trade Village」公式ページより
〔訳〕フェアトレード・ビレッジは、アンコール手工芸品協会によって認証された本物のカンボジア製手工芸品を独占的に販売する唯一の常設市場です。この市場には幅広い手作り品が揃っており、職人が何世紀にもわたって地元のコミュニティで作り続けられてきた伝統的な手工芸品を作るワークショップも開催されています。
お値段はほかのマーケットに比べると高めですが、売られている商品のクオリティもとても高いです。一つひとつが手作りで丁寧に作られていて、デザインも洗練されたものばかり。
アクセサリーや雑貨、食器などは日本に帰ってからも使えそうです。お土産やプレゼントだけでなく、自分用に買うのも良いと思います。
カンボジア旅行の思い出に特別なお土産がほしい！という方にオススメです
マーケットの入口付近には、製作中の食器や壺などがずらりと並んでいます。伝統工芸品をつくるワークショップも開催されているそうなので、興味のある方は問い合わせてみてください。
施設内には、伝統的な機織り機も設置されています。一つの織物がどんな過程を経て仕上がっていくのか想像することができますね。
普段なかなか目にする機会のない光景です。一つの織物を仕上げるのに大変な労力と時間がかかっていることが伝わってきますね！
海外旅行のおすすめ
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おしゃれなカンボジアのお土産が揃う！
フェアトレードビレッジには色々な種類のアイテムが売られていましたが、今回はその中でも特に気になったコーナーをご紹介していきます！
色とりどりの織物
カンボジアの有名な伝統布「クロマー」をはじめとして、カラフルで鮮やかな織物がたくさん並んでいます。中にはクロマーを活用したワンピースや子ども服も売られていました。
サイズや柄、風合いなど選択肢が豊富なので、ぜひご自身の好みに合わせて選んでみてください。コンパクトなサイズのものは、日除けとして首に巻いたり羽織ったりして使うこともできますよ！
かわいいファッション雑貨
かばんやアクセサリーなど、おしゃれなファッション雑貨も揃っています。ここは他のマーケットより少しお値段が高めですが、手編みのかごバッグは日本で買うよりもリーズナブル！
涼しげで軽やかなデザインのアイテムは、日本の夏にも重宝しそうです。
個人的に気になったのは、クロマーで作られたネクタイ！ ちょっとしたアクセントに使えるかも・・・？
カンボジアの伝統影絵スバエク
カンボジアの伝統的な影絵芝居スバエクで使われている人形も販売されています。本来は芝居で使われるものですが、額縁に入れてアート作品として楽しむのもオススメ！
小さめの作品なら軽くて持ち運びもしやすいので、お土産として持って帰るのにも便利ですね！
現地アーティストによる作品
カンボジア旅行の思い出を振り返るのに素敵な絵画はいかがでしょうか？ モダンな雰囲気の作品は、お部屋のインテリアのアクセントにも最適です。
いくつかの作品はポストカードとしても販売されているので、お友だちや家族へのプレゼントに添えてみるのも素敵ですね！
おしゃれでユニークな陶磁器
マーケットの入り口から左手側にずらりと並んでいるのが陶磁器のコーナー。コーヒーカップやお皿、鍋、キャンドルスタンドなど、色々な種類のアイテムが売られています。
すべて手作りなので、同じデザインでも少しずつ雰囲気が異なるのがまた趣深いですね。
カンボジアらしいデザインにも注目！ アンコールワットの第一回廊の浮き彫りをモチーフにしたお皿は、細かい部分までよく凝っています。インテリアとしてお部屋に飾るのも良いかもしれませんね。
可愛らしいアイテムが揃っていて、目移りしてしまいます！ アレもコレも欲しくなってしまいそう・・・
ハイクオリティな伝統工芸品
「まるで博物館！」と錯覚しそうなほど、手の込んだ作品が一面に並んでいます。小さめのアイテムならスーツケースに入れて持って帰ることもできそうです。職人さんたちによる伝統技術の粋を尽くした作品をぜひ堪能してみてください。
公式サイトによると、商品の海外発送（DHLなど）にも対応しているそうです。大きめのアイテムを自宅に配送したい場合には、ぜひ受付で相談してみてください。
Fair Trade Villageまとめ
カンボジアの大きなマーケットなどで売られているお土産物の多くは、実は外国からの輸入品。大量生産された商品は安価ではありますが、地域の職人さんたちが市場に介入しにくい（つまり、収益を得にくい）という課題もあります。
The Angkor Handicraft Association identified this issue and built a permanent souvenir market that would create a direct link between artisans and visitors. The Fair Trade Village quickly earned a reputation for the quality, range and the authenticity of its handicrafts. As the region became a popular tourist destination and the economy grew, the local handicraft market expanded.
〔訳〕アンコール手工芸協会はこの問題を明確にし、職人と観光客を直接結び付ける常設の土産物市場を構築しました。フェアトレードビレッジは、手工芸品の品質、品揃え、信頼性ですぐに評判を獲得しました。この地域が観光地として人気を集め、経済が成長するにつれて、地元の手工芸品市場も拡大しました。
「Fair Trade Village」公式ページより
そんな中、こちらのフェアトレードビレッジは、地元の職人さんたちと観光客を直接繋ぐ新しいロールモデルにもなっています。観光客でも、お買い物を通して地域経済に貢献できるのはうれしい仕組みですね！
ぜひ街中からちょっと足を伸ばして立ち寄ってみてください！ 遺跡観光の帰りに寄ってみるのもオススメです
今回は実際にフェアトレードビレッジに行ってきた感想をご紹介します！ ぜひ皆さんも立ち寄ってみてくださいね。