カンボジアでは、クレジットカードが利用できるお店が増えつつあります。しかし、一部ローカルのお店では、カードが使えず、現金のみという場合もあります。
カンボジア旅行の際に、現金を手に入れる方法の一つが、ATMでのキャッシングです。
たくさんの現金を持ち歩きたくないという方は、カンボジア到着後に、必要な分だけATMでキャッシングするのがオススメ!
カンボジアのATMでのキャッシング方法
カンボジアのATMでのキャッシングの方法について解説します。
銀行よって表示が異なることがありますが、手順などはほとんど同じです。
自分のカードが対応しているかどうかを確認
引き出しが可能な通貨(USドル or リエル)や額面の確認も事前にしましょう。ATMのブースの入り口、もしくはATMの周辺・画面などに表示されています。
ATMによっては、「100ドル札のみ対応」で、小額紙幣の引き出しができない場合があります。
言語を選択
多くのATMで「English(英語)」が選択可能です。
カードを挿入し、PIN(暗証番号)を入力
入力後は「ENTER」や「OK」などを選択します。
Cash Withdrawalを選択
画面上で「Cash Withdrawal」を選択します。
その後、アカウント・タイプの選択です。キャッシングの場合は「Credit」です。
通貨・金額の選択
USドルとリエルの両方に対応しているATMの場合は、通貨が切り替えられるようになっています。引き出したい通貨・金額を選択しましょう。
街中では「1USドル=4,000リエル」で計算することが多いですが、銀行ではそのときの為替レートに応じた金額となります。
リエルの換算の目安は以下のとおりです。
※「1USドル=4,000リエル」で計算しているので、実際の銀行レートとは異なります。
50,000リエル | 12.50 USドル |
100,000リエル | 25.00 USドル |
200,000リエル | 50.00 USドル |
500,000リエル | 125.00 USドル |
金額を選択し、最終確認画面になります。このときにATM手数料が表示されます。
問題なければ「Confirm」を押しましょう。
ここで表示される手数料は、カンボジアの銀行側の手数料です。(どの銀行も5USドル程度で設定されているようです)お使いのキャッシュカードによっては、事務手数料や金額に応じた両替手数料などがかかる場合があります。手数料の詳細については、カードの発行元にお問い合わせください。
完了
現金、レシート、カードなどを忘れずに受け取りましょう!
操作の手順は、日本のATMとほとんど同じですね!
カンボジアのATMでのキャッシングは安全?
おそらく多くの方が気になるのが、カンボジアのATMでのキャッシングは安全なのか、という点ではないでしょうか。
カンボジアでATMを利用するときの注意点と万が一の場合のトラブル対応の仕方を紹介します。
ATMでのトラブル事例
ATMでのトラブルとして、よく挙がるのは以下の2つではないでしょうか。
暗証番号を何度も間違える、長時間操作をしない、カードを取り忘れたなどによって、カードがATMに吸い込まれ、戻ってこないことがあります。操作ミスなどには十分注意しましょう。
また「カンボジアのATMでは偽札が出てくることがある」というネット情報もあります。特に、100ドル札のような高額紙幣を引き出す際は、受け取りのときに確認をしましょう。
安全なATMの使い方
シェムリアップでは、街中の至るところでATMを見かけます。24時間利用できるATMは確かに便利です。
しかし、人通りの少ない道にあるATMは、カード挿入口に違法な読み取り機が設置される可能性もゼロではありません。
また、銀行の営業時間外にトラブルが起こると、対応してもらうことができません。ATMを利用する際のオススメは以下の通りです。
銀行併設のATMで、営業時間内に利用すれば、万が一トラブルがあってもほぼ確実に正しい対応をしてもらえるので安心です。
ATMでトラブルが起こったら・・・
ATM利用でトラブルが起こったらすぐに銀行へ連絡をしましょう。
ATMの周辺、もしくは入り口付近に電話番号などの連絡先が記載されているはずです。
カードが戻ってこない場合
キャッシュカードが戻ってこない場合は、ATMから目を離さないようにしましょう。(カード所有者がいなくなったことを見計らって、第三者がカードを回収することがあります)
カードの回収がすぐにできない、後日の対応となる場合は、カード会社に連絡し、利用停止にするのが良いでしょう。
偽札・破損のある紙幣が出てきた場合
ATMから出てきたお金を受け取るときは、必ずお札の状態を確認しましょう。万が一、偽札や破損のある紙幣が出てきた場合は、銀行に連絡し、新しい紙幣に替えてもらいます。
ATMから出てきたお金を確認し偽札であった場合、財布やカバン、ポケットに入れてはいけません。すぐにATM上部にある監視カメラに対して、お札の状態や紙幣の番号が分かるように見せましょう。
銀行に連絡後、監視カメラを確認し、そのお札がATMから出てきたものあると証明できれば、正しい紙幣に替えてもらえます。(一度財布などに入れると、それがATMから出てきたものであっても、替えてもらえない恐れがあります)
カンボジアのATMでキャッシング|まとめ
ATMでキャッシングができれば、大金を持ち歩く必要がなくなるので便利です。操作方法も難しくないので、ぜひ活用しましょう。
ただし、ATMでのトラブルを避けるためには、利用するATMや時間帯に注意すると良いでしょう。
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今回は、ATMでのキャッシングの方法と注意点について解説します。