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カンボジアの通貨と両替|USドル?リエル?日本で準備するべき?

カンボジアを旅行する場合の通貨と両替について紹介していきます。旅行前の準備の参考にしてみてください。

円安が進んで海外旅行の予算がちょっと厳しい状況ですが、少しでもお得に外貨両替してコスパ良くカンボジア旅行を楽しみましょう!

CN編集部

はじめてのカンボジア旅行の場合には、お金の準備も心配ですよね。ぜひこの記事を読んで疑問を解消してください!

カンボジアで使用されている通貨

カンボジアの現地通貨の単位は「リエル(Riel)」です。しかし、地方のローカルのお店を除いて、ほとんどのお店では「USドル」が使用できます

ホテルやレストランだけでなく、屋台での買い物、トゥクトゥクの支払い、マーケットなどでもUSドルで受け取ってもらえます。

ただし、USドルのセント硬貨は流通していないため、1USドル未満のお釣りはリエルで返ってきます

カンボジアの現地通過リエル
カンボジアの現地通貨「リエル」
リエルで受け取るお釣り

およそ1 USドル = 4100 R【2024年8月】です。
しかし、一部のホテルやスーパーマーケットを除いて、1 USドル = 4000 R として計算をします。例えば、4.5ドルのものを買って、5ドルを出せば、0.5ドルのお釣りとなりますが、2000Rが返ってきます。

一般的な、街中でのUSドルとリエルの換算は下記の通りです。

慣れるまではややこしいのですが、だいたいの感覚を覚えておくと便利です。USドルとリエルは混ぜて一緒に使うこともできるので、積極的にリエルから使っていきましょう!

USドル[USD]リエル[KHR]日本円[JPY]
0.25ドル1,000リエル約36円
0.5ドル2,000リエル約71円
0.75ドル3,000リエル約107円
1ドル4,000リエル約142円
1.25ドル5,000リエル約178円
2.5ドル10,000リエル約356円
5ドル20,000リエル約712円
12.5ドル50,000リエル約1,780円
*日本円は「1USD = 約 142円」の場合で計算しています

カンボジアでの両替のポイント

ここでは、日本円を外貨(USドル)に両替するときの注意点を紹介しています。

難しくないので、初めての海外旅行の方も安心してください。

リエルではなくUSドルを

日本国内ではリエル(KHR)は手に入りません。カンボジア国内ではUSドルが流通しているので、旅行の際はUSドルを準備しましょう

また、100ドル札のような大きい額面のお札は、受け取りを拒否されることもあります。小額紙幣を多く使うことが多いので、1ドル札を多めに準備しておくといいでしょう。

日本からリエルを準備しておく必要は無し!USドルだけ準備しておけばOK!

2024年4月追記
日本国内にはカンボジア・リエルを替えることができる両替所はなかったのですが、羽田空港の両替所(トラベレックス)が、カンボジア・リエルの取り扱いを開始しました。

レートがどれくらいなのか未確認ですが、需要や通貨の信用度を考えると、あまり良いレートではないと考えられます。

リエル紙幣は、カンボジア国内で受取拒否されることはないというメリットがありますが、USドルが十分流通していることを考えると、あえてリエルを準備しておく必要はありません。

両替

両替ができる場所

日本円からUSドルに両替ができる場所をご紹介!

日本の銀行、両替所
日本国内の銀行や空港の両替所などで両替ができます。日本語通じて、レートをごまかされる心配もありません。しかし、空港の両替所は、手数料が少し高めに設定されています。

カンボジアの空港の両替所
プノンペンやシェムリアップに到着後、空港内の両替所でも日本円からUSドルへの両替が可能です。到着時に現金がない場合、ここで替えておくのがいいでしょう。

カンボジアの銀行
土日祝や夜間は営業していませんが、安心して両替することができます。

カンボジアの街中にある両替所
プノンペンでもシェムリアップでもマーケット周辺に多くあります。ガラスケースにお札を並べているお店が目印。買い物をしすぎて、USドルが足りなくなった! なんてときに便利です。

カンボジアのホテル
夜間にどうしても現金が必要なときは、ホテルのフロントに聞いてみましょう。ただし銀行や両替所に比べてレートは良くありません。

両替におすすめの場所はどこ?

レートが一番良いのは「街中の両替所」です。お店によって多少差はあるので、数件回って比較してみると良いでしょう。はじめに必要な分を日本で両替しておいて、足りない分を現地で少しずつ両替すると、余計な両替を減らせます。

シェムリアップのおすすめ両替所

空港や銀行で両替する場合、営業時間に注意が必要です。
深夜便・早朝便の場合には、営業していない場合があるので、余裕を持って準備しておきましょう。

両替するときの注意点

  • いずれの場所も1000円単位での両替となり、硬貨は扱っていません。銀行や両替所によってはパスポートの提示が必要になる場合もあります。
  • タクシーやトゥクトゥクで両替所まで連れて行ってもらう場合は、不必要にドライバーに両替金額を伝えないようにしましょう。大金を持っていることを知られるとトラブルとなることもあるので注意。
  • カンボジアでは、偽札が出回っていることもあり、受け取ったお札は必ず確認しましょう。
USドル

最近はシェムリアップ市内でもクレジットカードに対応しているお店が増えてきました。アンコール遺跡入場券もクレジットカードで購入することができます。大きい支払いはクレジットカードで対応し、現金の持ち歩きを少なくするのが安心です。

両替レートの見方

両替レートの表には、「BUY」「SELL」があります。

カンボジアで、日本円からUSドルに替えるには「お店が日本円(外貨)を買い取る」ことになるので、「BUY」のレートを見ましょう。逆に、USドルを日本円に替えるときは「お店が日本円(外貨)を売る」ことになるので、「SELL」のレートを見ましょう。

カンボジア国内で両替する場合
  • USドルがほしい!
    「BUY」のレート額を見る
  • 日本円がほしい!
    「SELL」のレートを見る

海外旅行にクレジットカードは必須!

カンボジアに限らず、海外旅行の際にはクレジットカードがあると便利です。もはや必須のアイテムといっても過言ではありません!

カンボジアでもカード払いに対応しているお店が増えてきました。カードの種類によって、ポイントやマイルが貯まるので、上手に有効活用していきましょう!

クレジットカードのメリット
  • 大きな現金を持ち歩かなくて済む
  • 現地ATMでキャッシングが可能(現金が引き出せる)
  • カード付帯の海外旅行保険が利用できる*詳細は個別に要確認
クレジットカード

まず、最大のメリットは現金をたくさん持ち歩く必要が無い点です。

両替の金額も最低限で済むので、外貨を余らせてしまうこともありません。また、現金の紛失・盗難のリスクを減らすこともできます。

万が一、現地でクレジットカードを紛失したり、盗難の被害にあったりした場合には、すぐにカード会社に連絡をしましょう。出発前に緊急連絡先をメモしておくと安心です。

そして、意外と便利なのが現地ATMでのキャッシング機能です。キャッシングに対応しているATMはシェムリアップ市内にたくさんあるので手軽に利用できます。

また、クレジットカードには海外旅行保険が付帯している場合があります。海外での使用分にポイントが加算されたり、現金が還元されたりするサービスもあるので、自分の利用スタイルに合わせて選んでみましょう!

海外旅行におすすめのカード

エポスカードは、2023年10月1日から海外旅行傷害保険が利用付帯になります。

出発前にエポスカードで決済することで、ケガや病気はもちろん、携行品の盗難や破損などの損害に対しても補償が受けられます。年会費が永年無料で、入会金も必要ありません。

まだお持ちでない方は、ぜひこの機会にご入会ください!

Wiseのデビットカードも簡単に海外決済、外貨両替ができて便利です。それぞれの旅行予定に合わせて、複数のカードを使い分けると良いでしょう!

旅行者も使えるデジタル決済アプリが登場!

2024年8月から、カンボジア旅行者向けの新しいデジタル決済アプリ「Bakong Touristsアプリ」が登場しました!

このアプリを使えば、スマートフォン一つで簡単にQRコード決済が可能です。クレジットカードに対応していない小さなお店やトゥクトゥクでも利用することができます。

くわしくは下記の記事でご紹介しているので、ぜひ併せてチェックしてみてください!

カンボジアのお金と両替|まとめ

カンボジア旅行のお金と両替について紹介しました!

カンボジアはUSドルが一般的に流通しているので、わざわざ日本で現地通貨(リエル)を準備する必要はありません。

また、クレジットカードを持っていれば、キャッシュレスでの支払いや現地でのキャッシングも利用できるので、多額の現金を持ち歩く必要がなくなります。

カンボジアのお金と両替
  • 渡航時はUSドルの両替だけ準備しておけばOK!
  • USドルで支払っても、おつりが現地通貨(リエル)になることがある
  • 海外対応のクレジットカードがあると便利&快適!

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