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カンボジア旅行前の完全準備ガイド|出発前の手続きをまとめて解説!

カンボジア旅行前に済ませておきたい手続きや準備項目をまとめて解説!

パスポートや航空券など基本的なことから、カンボジアならではの手続きについてまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。必須ではなくとも、済ませておくと便利なポイントについてもお伝えしています。

CN編集部

はじめてカンボジアを旅行する方向けにわかりやすくまとめました!

海外旅行の必須準備

まずは、カンボジアに限らず海外旅行をする際の必須準備を確認していきます。

航空券代や宿泊費は金額が大きいので、予約ミスが無いように丁寧に確認しながら作業を進めましょう!

パスポートの取得・確認

海外旅行の際はパスポート(旅券)が必須です!

パスポート未取得の方は早めに準備をしておきましょう。パスポートの申請について、詳しくは外務省や都道府県パスポートセンターのウェブサイトを参考にしてください。

すでにパスポートをお持ちの方は、残存期間に要注意!カンボジアに入国するためには、入国時に6ヶ月以上の残存期間が必要です。

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実際に知り合いで、パスポートの有効期限が残り6ヶ月を切っていたため、飛行機に乗れなかった方がいます(出発地の空港カウンターで気付いたそうです)。

残存期間が1年未満の方は、早めにパスポートを更新しておきましょう!

航空券の購入

パスポートの準備が問題なければ、次は航空券の予約です!

エクスペディアやスカイスキャナーなどの予約サイトを利用して、まずは希望する日程でフライトを探してみましょう。

残念ながら、2024年現在日本からカンボジアへの直行便は就航していないため、どこかの都市を経由することになります。

シンガポールやバンコク経由などの選択肢がありますが、日本からだとベトナム(ハノイまたはホーチミン)を経由するパターンが一番多いです。

ベトナム航空の公式サイト
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LCCは航空券代が安い傾向にありますが、遅延などのスケジュール変更の可能性が比較的高いことを覚悟しておきましょう(運次第です!)。

遅延が生じた際、乗り継ぎ時間が短いと、次のフライトに間に合わなくなる恐れがあるので、LCCを利用する際は乗り継ぎ時間に余裕を持たせておく方が安心です。

また、カンボジアに入国する方法として、東南アジアの近隣国から陸路で向かうこともできます。一般的なのは、タイ・ベトナムからバス等で入国する方法です。

カンボジアだけでなく、他の国の周遊も予定している方は、場合によっては陸路での移動も候補に入れてみても良いかもしれませんね!

宿泊先の予約

航空券の手配が済んだら、次は宿泊先の予約です

シェムリアップは宿泊費が安い傾向にあり、タイミングによっては5つ星ホテルでも1泊100ドル以下で泊まることができます! ちょっと奮発してホテルステイを満喫するのもオススメです。

一方で、バックパッカー向けの安宿も選択肢が豊富です。ドミトリーであれば1泊3ドルぐらいから探すことができます。

CN編集部

ぜひ旅行の予算やお好みに合わせて選んでみてください!

人気のホテルやゲストハウスは予約が埋まりがちなので、特にハイシーズンは早めの予約がおすすめです。また、Googleマップなどで、立地や口コミも確認しておきましょう

おすすめの宿はこちら

カンボジア入国に関する手続き

次にカンボジアに入国する際に必要な「ビザ」と「入国申請」についてまとめていきます。

これらの手続きは直前でも可能ですが、できれば余裕を持って出発前に済ませておくのがオススメです。

ビザと入国手続きについては【2024年9月】時点の情報を掲載しています。急に運用方法が変更になる可能性もあるのでご注意ください

観光ビザの取得

まず、カンボジアに入国するためには観光目的であってもビザ(査証)が必要です。取得する方法は主に3つあります。

カンボジアのビザ取得方法
  1. 空港で取得する(アライバルビザ)
  2. オンラインで事前に取得する(e-Visa)
  3. 在日本カンボジア大使館または領事館で取得する
    *手間がかかるので、通常の観光ビザなら除外して考えてOK

実質的には、「アライバルビザ」か「e-Visa」のどちらかの選択となります。結果的にはどちらでも同じなので、お好みで選んでいただいてOKです。

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「e-Visa」だと到着してからビザ発給カウンターに並ぶ手間が省けるので、たとえば小さなお子さんと一緒に旅行される方にはおすすめです。

ただし、「e-Visa」だと【観光ビザ代30ドル】に【手数料6ドル】が追加されるので、少しでも安く済ませたい方はアライバルビザを取得してください。

カンボジアのビザ取得について、さらにくわしい内容は下の記事にまとめています。

e-Visaの申請サイト

Cambodia e-Arrival [CeA]の申請

カンボジアの国際空港では、2024年9月からすべての入国手続きがオンライン化されました。

従来は、紙の入国カードや税関カードに手書きで記入していましたが、今後は専用アプリまたは専用サイトからの申請のみとなります。基本的に、入国前にCambodia e-Arrival [CeA]の申請を済ませておきましょう。

一応、入国審査のエリアにタブレット端末が備え付けられているので、申請を済ませていない人はそこで到着後に手続きをすることができます。

くわしくはコチラ

Cambodia e-Arrival [CeA]

保険・安全に関する手続き

続いて、保険や安全に関する手続きです。

これらは強制されるものではありませんが、万が一の事態に備えておくことはとても大切です。ぜひご自身の旅行プランに合わせて確認してみてください。

海外旅行保険への加入

海外旅行中に病気やケガが発生した際に備えて、海外旅行保険に加入しておくことをオススメします。

海外の病院での治療費は、高額になりがちです。特にカンボジアの場合だと、深刻な病気やケガの場合は隣国(主にバンコク)に緊急輸送される可能性があります。航空機をチャーターするとなると、とても個人では負担できない金額になるので、万が一に備えて保険に加入しておきましょう。

加入する際は補償範囲や金額も必ずご自身で確認するようにしてください(保険会社やプランによって異なります)

また、海外旅行保険によっては「携行品損害補償」が含まれていることがあります。携行品損害補償とは、破損や火災などの事故で所有物が損害を受けたり、盗難に遭ったりしたときに保険金が支払われる補償のことです。

適用条件が保険によって定められていますが、例えばスマートフォンやカメラなどが対象に含まれることが多いです。

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海外旅行保険はインターネットから申し込むこともできますし、空港にある保険会社のカウンター等で申し込むことも可能です。出発前に忘れずに済ませておきましょう!

たびレジへの登録

「たびレジ」とは、日本の外務省が行なっている海外安全情報配信サービスです。

たびレジに登録をしておくと、渡航先の安全情報を日本語で入手することができます。たとえば、渡航国でデモやテロなどが発生した際には、すぐに対象者に情報が配信されます。

また、万が一現地で災害や事件に巻き込まれた際にスムーズに公的機関と繋がることが期待できます。

メールだけでなく、LINEと連携させることで、LINEで情報を受け取ることもできます

緊急連絡先の確認

海外旅行前に、ご自身で緊急連絡先を一度確認しておきましょう

何事もなければ大丈夫ですが、万が一の際にはパニックになってしまうこともあります。すぐに必要な場所に連絡できるように、ご自身でわかりやすい場所にメモを残しておきましょう。

CN編集部

過去にスマートフォンと財布を盗まれてしまった方は、自身ですぐにクレジットカードを止めることができず、かなり焦ったそうです(その後、近くにいた人に電話を貸してもらい無事にカードを停止できました)

【例】メモしておく連絡先
  • 現地の大使館や領事館
  • 現地で海外旅行保険に対応している病院
  • 海外旅行保険のサポートセンター
    急な病気やケガ、盗難被害などの際
  • クレジットカード会社や銀行
    カード紛失・盗難時
  • 自分が宿泊しているホテルやゲストハウス

また、何かあった時のために、ご自身のご家族に旅行のおおまかなスケジュールや滞在先などを伝えておくと一応安心です。

インターネットやアプリ関連の準備

スマートフォンは、もはや海外旅行の必須アイテムと呼んでも過言ではないほどの存在です。

単に連絡ツールとしてだけでなく、地図を確認したり、トゥクトゥクや車を呼んだりする際にも使います。現地で問題なく使えるように、インターネット通信の手段をしっかり準備しておきましょう

eSIMまたはWi-Fiルーターの準備

現地でスマートフォンを使うために欠かせないのが通信環境。

少し前はポケットWi-Fiをレンタルする方が多かったですが、最近はeSIMを利用する方が増えてきました

eSIMは物理的にSIMカードを入れ替えることなく、現地の通信が簡単に利用できるようになるサービスです。わざわざポケットWi-Fiを持ち歩く必要が無いのも楽ですね。


ただし、機種によってはeSIMに対応していないこともあるので、その際は海外旅行用のポケットWi-Fiをレンタルしていきましょう。


ちなみに、上記の2つの方法以外に現地でSIMカードを購入して、物理的に差し替えて使う方法もあります。

プランによって多少の違いはありますが、カンボジアだと1週間の利用で【5ドル〜】程度です。SIMカードは空港や街中で購入可能です。外国人は、購入時にパスポートの提示を求められることがあります。

Grabアプリの登録

カンボジアをはじめとする東南アジアを旅行するなら、「Grab(グラブ)」を使える状態にしておくと便利です。

Grabは、車などをアプリで呼ぶことができる配車サービスを主に提供しています。カンボジアでは、トゥクトゥクをアプリで呼ぶことができます

行き先を口頭で説明する必要がなく、価格が自動的に決まるので、ドライバーと交渉する必要が無い点がとても便利です。あらかじめクレジットカードを登録しておけば、キャッシュレスで利用することもできます。

CN編集部

街中を移動するときにはGrabアプリがあると便利です! 遺跡観光の場合は、1日/半日単位でチャーターしてしまう方がおすすめ

Bakong Touristsアプリの登録※

Bakong Touristsアプリは、2024年から始まった観光客向けの電子決済サービスです。

従来は現地の銀行口座を持っている人でないとQRコード決済が使えなかったのですが、Bakong Touristsアプリの登場により、観光客でも簡単にスマートフォンで支払えるようになりました。

カンボジアでは至る所でQRコード決済が普及しており、クレジットカードが使えない場所でもほとんどの場所で使うことができます。

CN編集部

2024年8月に運用が始まったばかりのサービスなので、まだ完全に整っていない部分もあります。使うこと自体は可能なので、興味のある方はぜひ下の記事をご覧ください!

出発数日前から当日の準備

さいごに、出発直前までに済ませておきたい準備についてまとめています。

パッケージツアーではなく、個人で旅行される方は特に現地で過ごすスケジュールを立てておきましょう! 現地に着いてから決めることもできますが、遠方の遺跡に行く予定の方はあらかじめおおまかな旅程を決めておいた方がスムーズです。

現地ツアーやスパなどの予約

遺跡などの観光は、チケットがあれば個人でも自由に行くことができますが、ガイドさんの説明があると、より詳しく知ることができます

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アンコールワットなどの遺跡には、実にさまざまなレリーフが刻まれており、一つひとつに意味やストーリーが込められています。意味が分かるとおもしろいので、ぜひガイドさんの説明付きで観光してみてください!

現地ツアーをお得に利用するならKlook(クルック)がおすすめです! ツアーの種類が豊富で、Webサイトやアプリから簡単に申し込むことができます。

「英語ツアーでも大丈夫!」という方は、ぜひKlookを利用してみてください。

また、シェムリアップ旅行でぜひおすすめしたいのがスパ

高クオリティでありながら、日本よりもずっと安いお値段で満喫することができます。リーズナブルなお店から高級店まで色々あるので、ぜひ予算に応じて選んでみてください。

人気のスパは予約が埋まっていることがあるので、あらかじめ予約しておくのがおすすめです。大型店や格安店ならウォークインでも利用できることが多いです。

USドルへの両替

旅行前には、現金の準備も忘れずにしておきましょう!

カンボジアでは、現地通貨である「リエル」のほかに、実は「USドル」も広く流通しています。どちらも同じように現地で使うことができるので、観光客の方なら基本的にUSドルだけ手元に準備しておけば十分です。

CN編集部

シェムリアップの空港には両替所がありますが、特段レートが良い訳でもないので、あらかじめ日本である程度は準備しておいた方が良さそうです

詳しくはコチラ

荷物パッキング

いよいよ出発日が近づいてきたら、旅行の荷物を準備していきましょう!

カンボジア旅行の持ち物や服装については、下の記事で詳しくまとめているので、ぜひそちらを参考にしてみてください。

基本的に服装に関しては、日本の夏服をイメージしておけばOKです。遺跡観光をする場合には、動きやすい服と靴を持っていきましょう。帽子などの日除けアイテムも必須です!

カンボジア旅行前の準備ガイド|まとめ

カンボジア旅行前に済ませておきたい手続きや準備についてご紹介しました!

スムーズにカンボジア旅行を楽しむために、事前にバッチリ準備は済ませておきましょう。特にビザの取得や入国申請(CeA)などの重要な手続きは、余裕を持って進めておくのがオススメです。

手続きや準備自体は難しくないので、カンボジア旅行がはじめての方も、こちらの記事を参考にしながら一つずつ準備を進めてみてください!

CN編集部

各項目のさらに詳しい内容は、個別の記事にまとめているので、そちらもぜひ参考にしてください