ここでは、シェムリアップの宿泊施設について紹介します。シェムリアップの宿泊施設は、格安ゲストハウスやドミトリーから高級ホテルまで種類がさまざまです。
「宿の質が旅行の質を決める!」と言っても過言ではないくらい、宿泊先選びは大切ですよね。ぜひそれぞれの旅行のスタイルや予算に合わせて、満足のいく滞在先を見つけてください。
シェムリアップは世界的な観光地ということもあり、ゲストハウスやホテルは数えきれない程たくさんあります。
ほとんどの場所がインターネットで予約を受け付けているので、ぜひ事前に予約サイトでリサーチしてみてくださいね。
ハイシーズン(11月〜1月)は特に混み合うことが多いので、早めに予約を済ませておきましょう! 人気宿は予約が埋まってしまうことがあります。
Klook.comシェムリアップの宿泊施設の種類
シェムリアップには価格もタイプもさまざまな宿泊施設があります。
基本的に宿泊施設のコスパは良く、お手頃な価格で充実したサービスを受けられることが多いです。小型のホテルやゲストハウスでも、かなりクオリティの高い場所もあるので、ぜひ色々探してみてくださいね!
部屋数の少ないヴィラやゲストハウスの方が、大型のホテルよりもサービスが行き届いている印象もあります。ぜひ写真だけでなく口コミもチェックしてください!
ホテルの検索はここから!
ラグジュアリーホテル
カンボジアは日本と比べるとホテル料金がかなり安く、いわゆる「高級ホテル」と呼ばれるホテルでもお手頃な価格で泊まることができます。
5つ星ホテルでも1泊100ドル前後で泊まることができるので、「せっかくの機会だからちょっと贅沢したい!」というときに利用してみるのもオススメです。
カンボジア旅行で、シャワーやトイレなどの水回りに心配がある方もいるかもしれませんが、このレベルのホテルであれば、不便を感じることはほとんどないと思います。
中には、スパを併設しているホテルもあるので、遺跡観光だけじゃなく、リラックスできる時間も大切にしたいという人は、グレードの高いホテルを選択してみるのも良いのではないでしょうか。
5つ星ホテルであるソカ シェムリアップ リゾート&コンベンション センターには日本人のスタッフが常駐しているため、日本語でのサポートが可能! 価格はシーズンによって前後しますが、1泊100ドル前後。
市内中心部よりやや北に位置しますが、アンコールパス・チケットセンターまで約300mの位置にあり、観光には便利です。
こちらのホテルもおすすめ!
上記のホテル記事は、実際に宿泊した「体験レポート」です。
ぜひ参考にしてみてください。
リゾートヴィラ
シェムリアップには、大型のホテルだけでなく、ヴィラタイプの宿泊施設もあります。
コテージタイプの部屋では、人目を気にせずのんびりと過ごすことができます。一般的なタイプから、ローカルの伝統的な建築様式のものまで様々です。
自然たっぷりの庭に囲まれてリラックスしたい、という方はヴィラタイプを選んでみてはいかがでしょうか?
基本的に部屋数が少ない施設ばかりなので、他の宿泊客で混雑しているホテルには泊まりたくない、静かに過ごしたいという人にもおすすめできます。
名前に「ヴィラ」と書かれていても、実際は普通のホテルと大差ない施設もあるので、写真などで事前にチェックをお忘れなく!
今まで実際に泊まった中でも、特に満足度が高かったのがクメール マンション ブティック ホテルです!
お手頃価格なのに、設備が充実していて立地も抜群。街歩きや食事をするのにも便利な環境でした。スタッフの方々もフレンドリーで丁寧!
ゲストハウス&ドミトリー
高級ホテルやリゾートヴィラでなくとも、低価格で快適に過ごせる宿がシェムリアップにはたくさんあります。「できるだけ宿泊費は安く済ませたい!」というタイプの人にとっても、選択肢は豊富です。
1泊20ドル未満のゲストハウスでもプール付きの施設は多く、かなりコストパフォーマンスは高いです。
エアコン無し(扇風機付き)の部屋や水シャワーの部屋を選べば、10ドル以下まで費用を抑えることができます。自分の予算に合わせて選択してみてください。
また、最近ではドミトリータイプでも、だいぶ綺麗な宿が増えてきました。トイレやシャワーが共同でも大丈夫、という人はかなり予算を抑えることができます。
場所によっては、他の旅行者と交流するチャンスもあるので、一人旅の方はぜひ候補に入れてみてください。
Klook.com日本人宿
はじめてのカンボジア旅行で不安……という人だけでなく、旅先でのコミュニケーションも楽しみたいという人は、日本人宿に泊まってみるという選択肢もあります!
経営者が日本人であったり、日本語の話せるスタッフがいたりするので、外国語が苦手でも心配ありません。基本的には安めの価格帯(ゲストハウス)の宿が多いです。
SNS(InstagramやTwitter)などで情報を発信している宿泊施設もあるので、雰囲気を事前に確認したい場合には、そうした情報も参考になりますよ!
コスパ抜群!超おすすめ
おすすめの滞在エリア
シェムリアップの主なおすすめ滞在エリアを挙げてみました。シェムリアップの街自体はとてもコンパクトなので、中心部であれば徒歩でも移動が可能です。
「どこに泊まるのがいいかな?」と迷った方は、ぜひ下記を参考にしてみてくださいね!
下記の他にも、大型ホテルなどは街中から少し離れた場所(トゥクトゥクで5〜10分程度)に立地していることもあります。
オールドマーケット&パブストリート周辺
シェムリアップで一番の繁華街エリアです。カフェやレストラン、バーなどが立ち並んでおり、食事の選択肢はより取り見取り!
またお土産物屋もたくさんあるので、街歩きにはとても便利な立地と言えます。トゥクトゥクなどを利用しなくても、気軽に散歩ができるのも嬉しい点ですね。
ただし、パブストリートでは遅くまで営業している店が多く、大音量のBGMが深夜まで響きます。あまり近すぎると騒音で眠れないことがあるので、気になる人は少し離れた場所に宿泊しましょう
シヴォタ通りの近く
シェムリアップの目抜き通りが、シヴォタ通り(Sivutha Blvd)です。市内を南北に通る大きな道路になっています。
この付近には大型のモールがあり、レストランなどもたくさん並んでいます。また、オールドマーケットエリアまでも徒歩で移動できる範囲内なので、歩いて市内観光する人にとっても便利な立地となっています。
シヴォタ通りの人気ホテル
シェムリアップ川沿い
シヴォタ通りから少し東側にずれた位置にシェムリアップ川が流れています。
この川沿いのエリアは落ち着いた雰囲気の宿が多く、それでいてお洒落なお店もたくさんあるので、とてもオススメです! 特に国道6号線よりも北側に進むと、さらに静かな雰囲気のエリアになります。
川沿いはお散歩にもぴったりなので、ゆったりシェムリアップの町の雰囲気を楽しみたい方にぴったり。
シェムリアップ川沿いでおすすめのホテル
ワット・ボー周辺
シェムリアップ川の東側に当たるエリアです。比較的閑静なエリアで、市内中心部に近い場所でありながら、ゆっくり静かに過ごすことができます。
大型のホテルよりは、どちらかというと小規模ホテルやヴィラタイプの施設が多いです。
この辺りは夜になると街灯がほとんどなく真っ暗になるので、陽が沈んでからは帰り道で迷子にならないように気をつけてくださいね!
Wat Boエリアでおすすめのホテル
宿選びの確認ポイント!
上記でご紹介した「立地」以外に、宿選びの際に確認するとよいポイントをまとめてみました。ぜひ参考にしてみてくださいね!
夜間の騒音
エリアによっては深夜まで賑やかな音が聞こえてくることがあります。
特にパブストリート近辺は深夜まで営業している店が多く、大音量のBGMがかけられていることもあるため、苦手な方はご注意ください。
また、夜間に限った話ではありませんが、団体旅行客が多く利用するようなホテルでは賑やかな場合が多いです。
そういった雰囲気が苦手な人は、小規模ホテルやゲストハウス、またはヴィラタイプの宿を利用するのがおすすめです。
予約サイトの口コミ
シェムリアップはホテル・ゲストハウスの激戦区でもあるので、人気のホテルは価格に関わらずサービスがよく行き届いています。
そういった宿は予約サイトの口コミでも高い評価を受けているので、ぜひ宿選びの際は参考にしましょう。
一定以上の口コミ評価を受けている場合には、安心して利用できます。もちろん実際には現地で直接見てみないとわからない点もあるので、参考程度に留めておきましょう。
写真や価格が良くても、あまりにも口コミの評価が低すぎる場合には注意が必要です。
よくあるトラブルと対策
やはりここはカンボジア。日本のホテルとは違う部分もあります。カンボジアのホテル・ゲストハウスでよくあるトラブルは以下のとおりです。
停電
シェムリアップでは時々停電することがあります。大型のホテルであれば、発電機が備え付けられているので、ほぼ起こりませんが、小規模ホテルや安めのゲストハウスでは停電することも珍しくはありません。通常は数分から数十分程度で回復することが多いです。
部屋にいる場合はしばらく待つしかありませんね……。しばらく様子を見て、時間がかかりそうであれば、外出してしまうのも一つの手です。
夜間の場合には、スタッフが懐中電灯やロウソクなどを持ってきてくれることもあります。必要な場合には、自分から声をかけてみましょう。
蚊や害虫
もともと虫が多いエリアなので、どうしても日本よりは遭遇する確率が高くなります。
特に蚊は、刺されると痒いだけでなく病気を媒介する恐れもあるので、しっかりと対策をしておきましょう。暗くなってからは、光に虫が集まりやすいので、窓を閉めておく方が安心です。蚊帳が備え付けられている場合には、利用すると良いでしょう。
また、安宿に泊まる際には、ベッドのマットレスにも要注意。ごくまれに「南京虫/ベッドバグ」が発生している場合があります。一度シーツをめくって虫がいないことを確認しておくのが安全です。
「ゴ」から始まる例の黒い虫に遭遇した場合には、遠慮なくスタッフを呼びましょう。クメール語で「コンラー(ト)」と言えば伝わります。部屋に食べ物などを出しっぱなしにしておかないことも大切ですね…。
盗難
残念ながら、宿泊している部屋の中で盗難被害にあう可能性もあります。
通常の個室タイプはもちろんのこと、ドミトリータイプに宿泊する場合には、不特定多数の人間の出入りがあるので一層の注意が必要です。
水回りのトラブル
カンボジアのトイレは洋式タイプと和式タイプの両方がありますが、外国人観光客が利用するホテル等では洋式タイプが一般的です。
日本と異なる点は、使用後のトイレットペーパーの捨て方です。カンボジアの水洗トイレは、日本よりも水流が弱いので、紙が詰まってしまう可能性があります。そのため、トイレットペーパーは備え付けのゴミ箱に捨てるパターンが多いです。
ホテルによっては日本と同じように紙を流しても大丈夫な場合もあるかもしれませんが、心配な場合には直接フロントなどで確認してみてくださいね!
ホテルなどでよく使う英語表現!
ホテル・ゲストハウスであれば、受付はすべて英語で対応してくれます。まれに日本語で対応可能なスタッフがいる場合もありますが、基本的な英語表現は覚えておくと安心です!
チェックインのとき
宿泊している間
チェックアウトのとき
ホテル・ゲストハウスであれば、簡単な英会話で十分ですが、もちろんクメール語でやりとりすることも可能です。その際は「指さし会話帳」などを手元に準備しておくと簡単に意図を伝えることができます。
もしくは、Wi-Fiが使える環境であれば、Google翻訳を活用するのもオススメです。
クメール語についてはこちら!
シェムリアップのホテル情報|まとめ
シェムリアップのホテル・ゲストハウスは、基本的にコストパフォーマンスが高く、丁寧なサービスも多いです。
日中は遺跡観光でかなり体力を使うことになるので、ぜひリラックスして過ごせる部屋を選びましょう。
上記でもお伝えした通り、大型のホテルは団体の観光客が利用することが多いので、ハイシーズンにはだいぶ混雑します。
一方で、部屋数の限られた小規模ホテルやゲストハウス、ヴィラなどは混雑を避けて、ゆっくり過ごすことができるので、おすすめです!
プールなどの施設も人目をあまり気にすることなく、広々と利用することができます。
また、シェムリアップはバックパッカーも多いので、旅先ならではの貴重な出会いもあります。
安全管理はもちろん必須ですが、ゲストハウスやドミトリーでは宿泊客同士の交流の場が設けられていることもあるので、旅ならではの経験を重ねることもできます。
価格が安めでもクオリティの高い宿はたくさんあるので、ぜひ予約サイトの口コミなどをチェックしながら探してみてください!