
シェムリアップ旅行のお土産に、カンボジアの伝統的な布「クロマー」を選んでみませんか?
カラフルな色やチェック柄がかわいらしく、軽くてかさばらないため、カンボジア土産にもぴったり!首や頭に巻いたり、日差し対策や汗拭きに使ったりと、旅行中で幅広く活躍してくれるアイテムです。日本に帰ってからもストールやインテリアなど、さまざまな使い方を楽しめます。
今回の記事では、クロマーの特徴やユネスコ無形文化遺産との関係、便利な使い方、お手入れ方法に加えて、シェムリアップでクロマーを購入できるおすすめのお店まで詳しくご紹介します。
カンボジアの伝統的な万能布「クロマー」とは?
カンボジアを訪れると、街中や市場などでよく見かける「クロマー」。お土産としても人気がありますが、もともとはカンボジアの人々の暮らしと深く結びついてきた伝統的な布です。まずはクロマーの特徴や文化的な背景を簡単にご紹介します。
クロマーは暮らしの中で使われてきた伝統的な布
「クロマー(Krama/ក្រមា)」は、カンボジアで日常的に使われてきた伝統的な織物です。
クロマーは綿またはシルクで作られた長方形の布で、格子状の模様が代表的。スカーフのように首や頭に巻くだけでなく、腰に巻いたり、ブランケットにしたり、子どものハンモックとして使ったりと、さまざまな用途で人々の暮らしに取り入れられてきました。儀式や祝い事などで使われることもあります。
一枚の布を用途に合わせて自在に使えることから、まさに「カンボジアの万能布」ともいえる存在です。

現在でもカンボジア各地で目にすることができ、旅行者にとっても取り入れやすいアイテムです!男女問わず、誰でも使えます

クロマーにまつわる文化がユネスコ無形文化遺産に
2024年には、クロマーに関連する文化的慣習と表現が、ユネスコの「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に登録されました。正式な登録名称は「Cultural practices and expressions linked to Krama, a traditional woven textile in Cambodia(カンボジアの伝統的な織物クロマーに関連する文化的慣習と表現)」です。
登録されているのはクロマーという布そのものだけではなく、その作り方や使い方、受け継がれてきた知識や技術など、クロマーを取り巻く文化全体。身近な一枚の布が、カンボジアの人々の暮らしや文化と深く結びついていることがよく分かります!
実は、アンコール・トムのバイヨン寺院にもクロマーが登場します!
UNESCOの推薦資料では、12世紀末〜13世紀初頭のバイヨンのレリーフに、肩にクロマーを掛けた男性の姿が描かれていると紹介されています。
今では街中や市場で当たり前のように見かけるクロマーが、こんなにも昔の遺跡に描かれているなんておもしろいですね。長い年月を経ても、カンボジアの暮らしの中で受け継がれてきたことを感じられます。バイヨンを訪れたら、レリーフの中の人々の服装にもぜひ注目してみてください。

クロマーはどう使う?旅行中におすすめの使い方
クロマーの魅力は、1枚の布をさまざまな用途に使えること。私たちもシェムリアップで遺跡観光をするときには、よくクロマーを持って出かけます。ここからは、実際に旅行中に役立つおすすめの使い方をご紹介!
遺跡観光では1枚あると便利!
日差しの強いアンコール遺跡では、クロマーを首に巻いて日差しや汗対策をしたり、頭に巻いて日よけにしたりと、さまざまな使い方ができます。風が強い日や砂埃が気になるときには、頭や顔まわりを覆うのもおすすめです。
少し肌寒いときにはストールのように肩から羽織ることもできますし、汗をかいたらタオル代わりにも。薄手のクロマーは濡れても比較的乾きやすいので、暑いカンボジアを一日歩き回るときにも重宝します。
ほかにも、移動中の膝掛けや、ちょっとした敷物として使うこともできます。使わないときはバッグの持ち手などに結んでおけば、荷物の中でかさばらず、コーディネートのアクセントにもなります。

私たちも遺跡観光ではよくクロマーを持っていきますが、軽くてかさばらず、おしゃれなのに実用的なのがお気に入りのポイント。
1枚持っていると、そのときの状況に合わせていろいろな使い方ができる便利なアイテムです!

日本に帰ってからも使える!
クロマーのうれしいところは、カンボジア旅行が終わったあとも、普段の暮らしの中で使い続けられること。旅先で買ったお土産は、帰国するとしまったままになってしまうこともありますが、クロマーなら実用品として気軽に取り入れられます。
ストールとして使えば、夏の日除けや冷房対策にも便利。バッグの持ち手に結べば、いつものバッグのちょっとしたアクセントにもなります。お気に入りの柄なら、テーブルランナーとして敷いたり、棚に飾ったりと、インテリアに取り入れるのも素敵です。
また、風呂敷のように小物を包んだり、次の旅行では壊れやすいお土産を包む緩衝材や、移動中の膝掛けとして使ったりすることもできます。

旅の思い出を楽しみながら、暮らしの中で何度も使えるのも、クロマーをお土産におすすめしたい理由のひとつです!

クロマーは洗濯できる?お手入れ方法
コットン製などの一般的なクロマーは、自宅の洗濯機で気軽に洗えるものが多いです。
洗濯ネットを使えば、房の絡まりや生地の傷みも防ぎやすくなります。洗ったあとは軽くシワを伸ばし、風通しのよい日陰で干せばOKです。難しいお手入れはほとんどありません。

私自身、これまで色落ちはほとんど経験していませんが、心配な場合は最初の数回だけほかの洗濯物と分けて洗うと安心です!
使い込んで古くなったクロマーは、小さく切って布巾などに再利用するのもおすすめ。最後まで無駄なく使える点もうれしいですね!

シルク製のクロマーはお手入れ方法が異なります。水や摩擦、光などにデリケートな素材なので、洗濯方法は購入するお店で確認しておきましょう。
クロマーはカンボジア土産にもおすすめ!
クロマーは、カンボジア旅行の定番ともいえるお土産のひとつ。素材や織り方、購入するお店によって価格には幅がありますが、手頃なものなら1枚数ドル程度から購入できるので、気軽に選びやすいのも魅力です。
さらに帰国するときには、スーツケースの中で割れ物などを包む緩衝材として使えるのも便利なところ。多少シワになってもそれほど気にならず、洗濯すれば普段使いに戻せます。「せっかく買ったけれど使い道がない」ということになりにくく、旅行中から帰国後まで活躍してくれます。

お気に入りの色や柄を見つけたら、何枚か買っておいても損のないカンボジア土産です!
シェムリアップでクロマーを買えるおすすめ店
シェムリアップには、市場から専門店までクロマーを購入できる場所がたくさんあります。せっかくカンボジアのお土産に選ぶなら、デザインや品質にもこだわってお気に入りの一枚を探してみましょう。ここからは、実際におすすめしたいお店をご紹介します!
Krama-Yuyu|クロマーを買うならまずチェック
シェムリアップでクロマーを探すなら、まずチェックしてほしいのが「Krama-Yuyu(クロマーユーユー)」です。工房を併設したショップで、一枚一枚丁寧に手織りされたクロマーを販売しています。

Krama-Yuyuの魅力は、日本人にも取り入れやすい、落ち着いた色合いやデザインが豊富なこと。
カンボジア旅行中はもちろん、日本に帰ってからもストールなどとして普段使いしやすく、手織りならではのやさしい手触りも楽しめます。

「手織りのクロマーは高そう」と思うかもしれませんが、意外とお手頃。サイズや商品によって異なりますが、1枚10ドル前後から購入できます。作り手の顔が見えるハンドメイドの品なので、カンボジアらしいお土産を選びたい方にもぴったりです。

Krama-Yuyuの工房や商品の特徴については、別の記事で詳しくご紹介しています。気になる方は、ぜひあわせてチェックしてみてください。
Very Berry|街歩きの途中でクロマーを探すなら
「Krama-Yuyuのクロマーが欲しいけれど、工房まで行く時間がない」という方におすすめなのが、シェムリアップ市内にあるお土産ショップ「Very Berry」です。
店頭ではKrama-Yuyuのクロマーも取り扱っており、工房と比べると種類は限られますが、人気の柄を中心に購入できます。街歩きや観光の途中に立ち寄りやすいので、限られた滞在時間の中でクロマーを探したい方にもぴったりです。

Very Berryにはクロマー以外にも、カンボジアで作られた雑貨や食品、コスメなど、センスのよいお土産が充実。自分用からプレゼントまでまとめて探せるので、「カンボジアらしいお土産をいろいろ見てみたい」という方にもおすすめのお店です。
オールドマーケットなどの市場
もっと気軽にクロマーを購入したい方は、オールドマーケットをはじめとするシェムリアップの市場を覗いてみるのもおすすめです。お土産を扱うお店ではクロマーを置いていることが多く、色や柄もさまざま。何軒か見比べながら、お気に入りを探してみてください。
価格は手頃なものなら1枚数ドル程度から。複数枚まとめて購入すると割引してもらえることもあるので、ばらまき用のお土産を探している方や、価格を重視したい方にも向いています。
ただし、安価なクロマーはコットン100%ではなく、ポリエステルなどの化学繊維が混ざっているものも多いため、素材や品質が気になる場合は購入前に確認しておくと安心です。

一方、市場の中でも「Made in Cambodia Market」のように、カンボジアで作られたハンドメイド品を中心に扱う場所もあります。価格だけでなく、素材や作り手にもこだわって選びたい方は、こうしたマーケットもチェックしてみてください。
クロマーが洋服に!ローカルファッション「Summer」
クロマーは、そのまま巻いたり羽織ったりするだけではありません。シェムリアップには、クロマーを使った洋服やバッグを販売するローカルショップ「Summer」があります。

カラフルなクロマーを取り入れた洋服は、伝統的な布でありながらとても現代的。さらりと着られる涼しげなワンピースは夏服にぴったりですし、ゆったりとしたクロマーのパンツは動きやすく、遺跡観光からルームウェアまで幅広く活躍します。

バッグには、希望すればアルファベットまたはクメール文字で名前を入れてもらえるサービスも。
昔から受け継がれてきたクロマーが、今のカンボジアでどのようにファッションとして楽しまれているのかを感じられるのもひじょうに興味深いですね!

Old Marketなどがある中心部から川沿いに下ったところにあります。少し距離があるので、トゥクトゥクなどで行くのがおすすめです。
まとめ|シェムリアップでお気に入りのクロマーを探してみよう
クロマーは、カンボジアの暮らしに古くから根付いてきた伝統的な布。
首や頭に巻いたり、タオルや膝掛け代わりにしたりと、暑いカンボジアを旅行するときにも何かと役立つ便利なアイテムです。日本に帰ってからも、ストールやバッグのアレンジ、インテリアなど、さまざまな形で使い続けることができます。
薄くて軽く、スーツケースの中でかさばらないのも、お土産としてうれしいポイント。シェムリアップでは、手頃なものから丁寧に手織りされたものまで、さまざまなクロマーに出会えます。

色や柄も豊富なので、ぜひ街歩きを楽しみながら、自分好みの一枚を探してみてくださいね!




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わたし自身、クロマーが大好きで何枚も持っています!ファッションアイテムとしてだけでなく幅広く利用できる便利な存在。ぜひカンボジア旅行のお土産にお気に入りの一枚を探してみてください