
カンボジア・シェムリアップといえばアンコール遺跡群が有名ですが、雨季の旅行では「雨の日に観光できる場所はあるの?」と心配になる方も多いのではないでしょうか。
実は、シェムリアップには雨の日でも楽しめる魅力的な観光スポットや体験がたくさんあります!
屋内で迫力のショーを鑑賞したり、クメール料理の料理教室に参加したり、スパやマッサージで癒されるのもおすすめ。さらに博物館や陶芸体験、水族館、ハイティーなど多彩な過ごし方があります。
雨の日のシェムリアップ旅行はどう楽しむ?
雨季のシェムリアップ旅行は「スコールに遭遇したらどうしよう」と不安に感じがちですが、工夫次第で快適に過ごせます。ここでは雨季の特徴と、雨の日ならではの楽しみ方のポイントをご紹介します。
カンボジアの雨季の特徴と旅行の注意点
カンボジアの雨季は5月から次第に始まり10月頃まで続き、特に午後や夕方に激しいスコールが降るのが特徴です。長時間降り続くことは少なく、数十分から1時間程度で止むことが多いため、観光プランに大きな影響を与えるケースは多くありません。
雨に濡れた遺跡や街並みは、木々や苔の緑がより鮮やかになり、幻想的で美しい景観を楽しめるのも雨季ならではの魅力です。
ただし、道路がぬかるみやすく、観光地によっては足元が滑りやすくなるため、歩きやすい靴やサンダルがあると安心です。移動は車だけでなく、雨除けが付いたトゥクトゥクを利用すれば濡れずに快適に移動できます。

雨季ならではの自然美と過ごしやすい気候を満喫できるため、旅行時期に過度な不安を抱く必要はありません

雨の日におすすめの過ごし方のポイント
シェムリアップでは、雨の日こそ屋内でじっくり体験できる観光やアクティビティがおすすめです!
スコールの時間帯を狙って博物館や水族館を訪れれば、移動中に雨に当たる心配も少なく快適に過ごせます。また、雨が降る夕方以降は伝統舞踊のアプサラダンスやサーカス鑑賞といったショーを楽しむのも良い選択です。さらに、スパやマッサージ、料理教室、陶芸体験などは屋内で参加できるため、雨を気にせず満喫できます。
旅の計画を立てる際には「雨の日でも楽しめるスポット」を事前にピックアップしておくと安心です。雨をネガティブに捉えるのではなく、「ゆったり過ごすきっかけ」として活用すれば、シェムリアップ旅行はより充実した時間になります。

アクティビティとは別に、お買い物をゆっくり楽しむというのもオススメ!時間を気にせずにじっくりと選ぶことができます

雨の日でも楽しめる!シェムリアップおすすめ観光スポット8選
シェムリアップには、雨の日でも観光を満喫できるスポットが数多くあります。屋内で楽しめるアクティビティや文化体験、リラックスできる癒しの時間まで、旅行者に人気の8つの過ごし方をご紹介します。
サーカス鑑賞|Phare, The Cambodian Circus
シェムリアップで人気を集める「Phare, The Cambodian Circus」は、雨の日にぴったりのエンターテインメント!
屋内テントで行われるショーは、アクロバットや演劇、音楽、アート、ダンスを融合させた迫力ある舞台です。出演しているのは地元の若手アーティストたちで、社会的支援活動とも結びついているため、観光を通じて地域に貢献できるのも魅力。
雨を気にせず鑑賞できる環境で、伝統と現代アートが融合したパフォーマンスに引き込まれること間違いなしです。開演前に食事や伝統舞踏鑑賞を楽しむことができます。

旅行者から「必見」と高評価されている観光スポットで、夜の予定に組み込むのもおすすめです!

料理教室&市場見学でローカル体験
シェムリアップには、観光客向けの料理クラスが充実しています。市場見学から始まるプランでは、現地の食文化を直接学び、講師に教わりながらクメール料理を実際に調理。
屋内での体験なので雨の日でも安心して楽しめます。作った料理はその場で試食でき、旅の思い出としても格別です。
単なる観光ではなく「現地の暮らしを体験する」特別な時間になり、観光が雨で制限される日こそ、こうした体験を通してカンボジア文化を深く知るチャンスになります。

陶芸体験で世界にひとつだけのお土産作り
雨の日には、ゆっくりと創作活動に没頭できる陶芸体験もおすすめです。シェムリアップの陶芸教室では、地元の職人から指導を受けながら手びねりやろくろに挑戦できます。
自分の手で形作った器や小物は、旅の記念になる特別なお土産に!完成品は数日内に焼き上がった状態で受け取ることができます。
雨音を聞きながら集中して作品作りに取り組む時間は、観光とはまた違った癒しのひととき。大人から子どもまで楽しめるアクティビティとして人気があり、雨季のシェムリアップ滞在をより充実させてくれます。

アンコール国立博物館で歴史と文化を学ぶ
アンコール遺跡を訪れる前後にぜひ立ち寄りたいのが「アンコール国立博物館」です。
雨の日でも快適に見学できる屋内施設で、クメール文明の歴史や宗教、芸術について深く学ぶことができます。特にアンコール・ワットを理解するうえで役立つ展示が多く、彫刻やレリーフの解説は旅行者にとって貴重な知識となります。
館内は涼しく整備されており、雨で移動が制限される日でも安心。展示パネルや音声ガイドも充実しているため、歴史に詳しくない人でも分かりやすく楽しめます。
屋外観光が難しい時期にこそ訪れたい、知的好奇心を満たすおすすめのスポットです。

「アンコール国立博物館」のほかにも、シェムリアップには博物館やギャラリーが充実しています!ぜひアートや歴史に興味のある方は足を運んでみてくださいね

アプサラダンス鑑賞で伝統芸能に触れる
カンボジアの伝統舞踊「アプサラダンス」鑑賞は、シェムリアップ滞在で外せない体験のひとつ。
雨の日の夜には、屋内レストランやホテルで開催されるディナーショーとして鑑賞するのがおすすめです。豪華な衣装を身にまとった踊り子たちが、神話や歴史を題材にした優雅な舞を披露。食事と共に楽しむことで、芸術とグルメの両方を満喫できます。
雨の日でも移動を気にせず、文化体験に浸れるのが魅力。観光の合間に「非日常」を感じられるひとときは、旅の思い出を一層深めてくれるでしょう。写真映えする場面も多く、SNSに投稿するのにもぴったりです。

スパ&マッサージで癒しのひととき
シェムリアップには高級リゾートから街中のお手頃店舗まで、さまざまなスパやマッサージ店があります。
雨の日には、観光をひと休みしてスパでゆったり過ごすのも贅沢な楽しみ方。クメール伝統マッサージやアロマトリートメントは、長旅の疲れを癒してくれます。屋内で受けられるため、天候に左右されず快適。
スパ施設の多くは落ち着いた雰囲気の内装で、雨音をBGMに心身ともにリフレッシュできます。料金も日本に比べて手頃なので、気軽に利用できるのも魅力です。観光スケジュールに余裕を持たせて「雨の日は癒しの日」と決めておくと、旅がより充実したものになります。

個人的に超おすすめしたいのが「スパクメール」!癒したっぷりなプライベート空間と高クオリティなサービスが魅力です。人気スパなので、旅程が決まったら早めに予約しておきましょう!

家族みんなで楽しめるAngkor Wildlife & Aquarium
2022年にオープンした「アンコール水族館」は、家族連れや雨の日観光に人気の新スポットです。
水族館エリアは屋内なので天候を気にせず訪れることができ、淡水魚や海洋生物など多彩な展示を楽しめます。カンボジア固有の魚や生態系について学べるエリアもあり、大人から子どもまで満足できる内容です。
市内からは少し離れていますが、無料のシャトルバスを利用すれば移動も簡単。館内は広く、雨宿りを兼ねてゆっくり散策するのにも最適です。雨季の旅行では屋外観光が制限されがちですが、水族館なら時間を有意義に過ごせます。

高級ホテルで優雅にハイティー
シェムリアップの高級ホテルやおしゃれなカフェでは、アフタヌーンティーを楽しめるところが増えています。
雨の日には、屋内で落ち着いた時間を過ごすハイティー体験がおすすめ。美しく盛り付けられたスイーツや軽食を味わいながら、旅の合間に贅沢なひとときを堪能できます。
ホテルの上質な空間や丁寧なサービスは、雨の日を特別な思い出に変えてくれるはず。観光で歩き回るのが難しい時こそ、あえてゆったり過ごす時間を取り入れるのがポイントです。

SNS映えする写真も撮れるので、女子旅やカップル旅行にも人気があります!

[右]Raffles Grand Hotel D’angkor
雨の日におすすめの持ち物・便利グッズ
雨の日のシェムリアップ旅行を快適に楽しむには、ちょっとした準備が大切です。ここでは、雨季の観光で役立つ持ち物や便利グッズを3つのポイントに分けてご紹介します。
傘や雨対策グッズは“お守り程度”でOK
シェムリアップの雨季の雨はスコール型で、数十分から1〜2時間程度で止むことがほとんど。そのため、無理に雨の中を移動する必要はなく、雨宿りをしながら観光スケジュールを調整するのが一般的です。
ホテルによっては長傘を貸してくれることもあるため、個別に準備しなくても困ることは少ないでしょう。折り畳み傘を“お守り程度”に持っておくと安心ですが、それ以上に大切なのはカバンの中身を守ること。
突然の雨でパスポートや貴重品が濡れてしまうのを防ぐため、ジップ付きのビニール袋や防水ケースを活用すると安心です。雨対策は「傘より収納防水」を意識すると快適に過ごせます!
滑りにくい靴やサンダルの選び方
雨で濡れた道路や遺跡の石段は滑りやすくなるため、靴選びはとても重要です。
スニーカーなら通気性が良く乾きやすい素材を選ぶと快適に過ごせます。安全性を考えれば、遺跡観光の際に一番オススメなのはスニーカー!
ビーチサンダルは便利ですが滑りやすいため、ソールにグリップ力があるスポーツサンダルの方が適しています。長時間歩く予定がある場合は、靴下がすぐ乾くタイプを持参するとさらに安心。
旅先では足元が安全であることが何より大切なので、事前に準備しておくと雨の日の移動や観光も快適になります。
移動をスムーズにするアプリや交通手段
雨の日は道が混雑したり、突然のスコールで外を歩きにくくなることがあります。そんな時に便利なのが配車アプリ「Grab」「PassApp」やホテル手配の車両。
雨除け付きのトゥクトゥクも多く、濡れずに快適に移動できます。現地SIMやe-SIM、ポケットWi-Fiを利用すれば、アプリを通じて目的地までスムーズに移動でき安心です。
交通手段を事前に把握しておけば、雨の日でも効率的に観光を楽しむことが可能です。予定を無理なく進めるための“移動準備”は雨季旅行の大切なポイントといえるでしょう。

まとめ|雨の日でも楽しめるシェムリアップの魅力
シェムリアップの旅行は、雨の日だからといって決して退屈ではありません!
むしろ、サーカスやアプサラダンス鑑賞、料理教室や陶芸体験、スパでのリラクゼーションなど、屋内でじっくり楽しめるアクティビティが豊富に揃っています。さらに博物館や水族館、高級ホテルでのハイティーなど、多彩な過ごし方を選べるのも魅力です。
短時間のスコールが多い雨季ならではの涼しさや、緑が一層鮮やかに映える幻想的な風景も見どころのひとつ。事前に雨の日のプランを用意しておけば、天候に左右されることなく旅行を満喫できます。

遺跡観光だけでなく、文化や食、癒しの体験を通じて、シェムリアップの奥深い魅力を雨の日だからこそ味わってみてはいかがでしょうか





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こちらの記事では、雨の日でもシェムリアップ観光を満喫できるおすすめスポットを8つご紹介します!