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アンコールワット観光に必須!アンコールパスの料金・購入方法【2025年最新版】

カンボジア・シェムリアップを訪れるなら、アンコールワットをはじめとするアンコール遺跡群の入場券「アンコールパス」が必須です。

2025年現在、アンコールパスは1日券・3日券・7日券の3種類があり、料金や有効期間が異なります。購入方法は【現地のチケットオフィス】【公式オンライン】【キオスク】の3つ。どれを選ぶかによって、旅行中のスケジュールの組みやすさも変わってきます。

この記事では、アンコールパスの料金・種類・購入方法・使い方の注意点を分かりやすくまとめました。これを読めば、現地で迷わずにチケットを準備でき、スムーズにアンコール遺跡観光を楽しめます!

CN編集部

ぜひ「モデルコース紹介の記事」と併せて観光の際の参考にしてくださいね!

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アンコールパスとは?|アンコールワット観光に必須の入場券

「アンコールパス」とは、アンコール・ワットなどをはじめとする遺跡の入場チケットです。シェムリアップ周辺のほとんどの遺跡が「アンコールパス」の対象になっています。

チケットを持っていれば、対象エリアの遺跡を何度でも観光することができます。有効日数内であれば、入場回数に制限はありません。

CN編集部

たくさんの遺跡を観光すればするほどお得になりますね!

アンコールパス7日間

アンコールパスが必要な遺跡

具体的にアンコールパスが必要になる遺跡は下記の通りです。

代表的な場所を挙げましたが、例外を除いて「ほぼすべての遺跡」がアンコールパスの対象だと考えてください。

1枚持っていればほとんどの遺跡が観光できてしまうので、カンボジア旅行ではまさに必須のアイテムと言えますね。

ベンメリアとクバール・スピアンについては、アンコールパスに加えて、「単独チケット」で入場することもできます。単独チケットは、それぞれ遺跡の入り口で購入可能です。

  • ベンメリア($10)
  • クバール・スピアン($5)
CN編集部

単独チケットが登場したことにより、遺跡観光のパターンが増えました!たとえば、1日券でアンコールワット周辺の遺跡を観光し、翌日に単独チケットでベンメリアなどを訪問することができます

「3日券を買うほどじゃないけど、1日券だとちょっと物足りない」という方にとってぴったりな組み合わせです!

アンコールパス対象外の遺跡

ただし、一部の遺跡は「アンコールパス」の対象外になっているので、別途チケット購入が必要な場合もあります。

下記の遺跡を訪れる場合には、注意してください。いずれもシェムリアップの街からは離れた遠方の遺跡ばかりです。

アンコールパス対象外の主な遺跡

これらの遺跡では、入り口のあたりにチケット販売所が設置されています。チケット購入に必要な現金を用意しておきましょう。

コー・ケー遺跡群

アンコールパスの種類と料金【2025年最新】

アンコールパスは、日数によって3種類のチケットが用意されています。入場日数が長くなるほどお得です。

滞在する期間や観光プランに合わせて選択してください。一番人気のチケットは3日券です! 少なくとも2日間使うのであれば、3日券がお得です。

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3日以上カンボジアに滞在する場合でも、アンコールパス対象外の遺跡観光を組み合わせれば「3日券」でも十分!

トンレサップ湖のクルージングなどを組み合わせるのもオススメですよ

チケット日数価格(USドル)有効期間
1日券$37購入日のみ有効
3日券$62購入日から10日間有効
7日券$72購入日から1ヶ月間有効
アンコールパスの日数別金額

3日券と7日券の場合、有効期間内の任意の日にチケットを使うことができます。連続で3日間(または7日間)使用する必要はありません。

また、1日券の場合のみ、16:45以降に購入すると次の日まで使うことができます。

12歳未満(11歳以下)の子どもの場合にはチケットの購入は不要です。ただし、遺跡の入口などで年齢確認をされることもあるので、パスポートなどを提示できるように準備しておきましょう!

CN編集部

ちなみに、長期滞在ビザを持っていると1ヶ月券、3ヶ月券、6ヶ月券の購入も可能です!2年以上の在住者は無料のSpecial Passを申請することもできます

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アンコールパスの購入方法|現地・オンライン・キオスク

アンコールパスを購入する方法は、「①現地のチケットオフィスで購入する方法」「②オンラインで購入する方法」「③市内のキオスクで購入する方法」の3つあります。

現地でツアーに参加する場合や、車・トゥクトゥクをチャーターする場合には、観光の初日にチケットオフィスに寄ってくれるので問題ありません。

CN編集部

到着してすぐ次の日に朝日鑑賞に行きたい!と考えている人はオンライン等での事前購入を検討してみてもいいかもしれませんね。

朝日鑑賞の前にチケットオフィスに立ち寄ることも不可能ではありませんが、早めに場所取りをしたい場合には前日までに入手しておく方がおすすめです。

アンコール・ワットの朝焼け
大人気のアンコール・ワット朝日鑑賞
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現地チケットオフィスでの購入手順

ツアーに参加する場合や、自分でトゥクトゥクを頼んだ場合、ガイドさんや運転手さんに「チケットは持っているか?」と聞かれるはずです。観光初日の場合は「チケットを買いたい」と忘れずに伝えましょう!

チケット販売所の営業時間

朝5:00〜夕方17:30
*アンコールワット等の朝日鑑賞を希望する場合には、できれば前日までにチケットを購入しておくのがおすすめです

チケット販売所は、市内中心部からアンコール・ワットに向かう途中のやや東側にあります。自分で自転車やバイクを借りて向かう人は、チケットを買い忘れてうっかり遠回りにならないように気をつけてくださいね。

アンコール遺跡群チケット販売所

チケット販売所は遠くから見ても目立つような立派な建物の中にあります。

入り口付近に車やトゥクトゥクを停めてくれると思うので、そのまま建物の中に進んでください。まっすぐ進んでいくと、下記の写真のようなカウンターがずらりと並んだ場所があります。

チケット販売所カウンター

一応、購入するチケットの日数に応じて窓口が分かれています。ただし、それほど厳密に分かれているわけではないので、あまり気にしなくてもOKです!

自分の番が来たら、係員の人に「購入したい日数」と「枚数」を英語で伝えましょう。3日券を2枚購入するなら「3 days, two tickets, please」で十分です。購入時にパスポートなどを提示する必要はありません。

次にカウンターに置いてある小型カメラで1人ずつ顔写真を撮影します。チケットの表面に印刷されるので、帽子やサングラスなどは外してください。その後、支払いを済ませたら、印刷されたチケットを受け取って完了です。

アンコールパス7日間
7日券のアンコールパス

オンラインで事前購入する方法(公式サイト)

現地で購入する以外に、オンラインで事前に購入する方法もあります。少しでも時間を節約したい方はオンラインで事前に購入しておきましょう。

ここではオンラインで購入する場合の流れをご紹介していきます!まずは、下記の公式ページにアクセスしてください。

アンコールパス購入|公式サイト
https://ticket.angkorenterprise.gov.kh/auth/login

公式サイトによく似た偽サイトで被害にあった例が報告されています。必ずアクセスしたページのURLを確認し、正規のサイトかどうか確認してください

はじめにアカウントを登録する必要があります。上記の赤い点線の枠の中から登録方法を選んでください。

GoogleやFacebookのアカウントと紐付けない場合には、「Register Here」を選択します。

上記のように情報を登録するフォームに移るので、それぞれ必要項目を入力してください。一番下の「登録」をクリックすると、登録したメールアドレスに認証メールが届きます。

メールに記載された「Vertify Your Account(アカウント認証)」という緑色のボタンをクリックすれば、登録は完了です。

アカウント登録が完了すると、先ほどのページにログインできるようになります。購入したいチケットの選択画面が出てくるので、アンコール遺跡群のチケットを購入する場合には一番左側のボタンをクリックします(下写真参照)

続いて、チケットの種類(日数)と利用日を選択します。

チケットの種類と日程選択

次の画面で利用者情報を入力してください。顔写真はスマートフォン等で撮影したものでOKですが、不鮮明なものは認識されないので、ガイドラインを参考にして撮影しましょう。最後の画面で支払いを済ませれば申請は完了です。

利用者情報の登録

手続きが完了すると、「アンコールパス」がダウンロードできるようになります。カンボジアには自分で印刷したアンコールパスを持っていきましょう。

もしくはスマートフォンに画像で保存しておいて、それを遺跡の入り口で提示する形でもOKです。基本的に現地で購入する紙のアンコールパスとまったく同じように使えます。

専用アプリでも購入可能!

アンコールパスは下記の専用アプリからでも購入できるようになりました。基本的な購入方法はWebサイトから購入する場合とほぼ同じです。

Angkor-Pass

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現地キオスク端末での購入方法

2024年12月からシェムリアップ市内にあるモール「Heritage Walk」内にアンコールパスが購入できるキオスク(自動販売カウンター)が設置されました。モールの地下1階、MINISOの隣にあります。それほど広いモールではないので、地下1階に行けばすぐに見つかると思います。

また、同様のものがアンコール・ワットの前にも設置されました。1日券だけを購入する場合なら、チケット・オフィスに寄らず直接アンコール・ワットに行くこともできますね。

キオスク端末での購入方法は、基本的には現地のチケットオフィスで購入する場合と変わりません。希望のチケット日数や枚数などを選択し、支払いをすれば完了です。表示は日本語にも対応しています

支払い後、キオスク端末から出てくるQRコードメールで送られてくるチケットを受け取ってください。

利用の際の注意点
  • 現金での支払いはできません。対応のクレジットカードやQRコード決済を利用してください。
  • キオスクで現在購入できるのは「1日券」のみです。3日券や7日券を購入したい場合は現地のチケットオフィスまたはオンラインで購入してください
  • QRコードのチケット(*顔写真が入っていないタイプ)の場合、各遺跡に入場できるのは1回のみとなっています。同じ遺跡に再入場できないのでご注意ください。
  • 導入されたばかりのシステムであるため急な仕様変更が行われる可能性があります。最新の情報にご注意ください。

(こちらの内容は2025年8月時点のものです)

アンコールパスの使い方と注意点

オンラインで購入した場合は、スマホで提示でも構いません。QRコードを専用の端末で読み取ってもらいましょう。

チケットを提示する場所とタイミング

アンコールパスは各遺跡の入り口で提示する必要があります

1日で何箇所か遺跡を巡る場合には、何度も提示することになるので、スタッフの人に見せやすい場所にしまっておきましょう。

ストラップがついた透明の名札ケースのようなものがあると便利です。紛失したり破損したしないようにしっかりと管理しておきましょう!アンコールパスの大きさは、横10cm/縦7.5cm程度です。

アンコールパスの裏面
アンコールパスの裏面

アンコールパスの裏面には、チケットを利用した日を管理するための数字が書かれています。チケット検査所を通る際、係員の人が利用日の日付部分をパンチでくり抜いて管理するためです。

オンラインで購入したチケットは、表面のQRコードを専用の機器で読み取って確認します。

各遺跡の入場時間まとめ

アンコールパスの裏面に記載されている通り、各遺跡には入場時間が定められています

基本的には、「開始 6:00 /終了 18:30」となっていますが、朝日や夕日の鑑賞ができる遺跡では入場時間が異なっています。*2024年8月に入場時間が変更されました

遺跡名入場時間
アンコール・ワット*朝日5:00 〜 18:00
プノン・バケン*夕日6:00 〜 19:00
プレ・ループ*夕日6:00 〜 19:00
プノン・クロム*夕日6:00 〜 19:00

朝日/夕日鑑賞なら
こちらがオススメ!

紛失・破損に注意!再発行はできる?

残念ながらアンコールパスは紛失しても再発行することができません。

提示を求められた際にチケットを持っていないと高額な罰金を取られることになるので、失くさないように十分に注意してください。

また、仮にチケットの有効日数が余っていたとしても、他人に譲渡することはできません。チケットに印刷された顔写真で当人かどうかをしっかりチェックしています。

CN編集部

「万が一、紙のチケットを紛失しても、写真データがあれば、それで入場させてくれる」と言っているガイドさんもいました。購入したら、念の為写真に撮っておきましょう。※写真データで認められるかどうかは、係員によって判断が異なるようです

遺跡にいる猿

アンコール・ワットの解説はこちら

アンコールパスに関するFAQ(よくある質問)

アンコールパスについては、「子供料金は?」「再入場できる?」「支払い方法は?」など、旅行者が疑問に思いやすい点がいくつかあります。

ここでは、観光前に知っておくと安心なよくある質問(FAQ)をまとめました。実際に現地を訪れる前に確認しておけば、チケット購入や観光がスムーズになりますよ。

子ども料金はある?

11歳以下の子どもは無料です。12歳以上は大人と同じ料金が求められます。チケットを持っていない子どもは、年齢確認のためパスポートの提示を求められることがあるので、あらかじめ準備しておきましょう。

再入場は可能?

アンコールパスは有効期間中であれば、何度でも再入場が可能です。たとえば1日券であっても、午前にアンコールワットを観光し、午後に再び訪れることもできます。ただし、チケットは本人専用で譲渡不可、さらに顔写真で確認されるため、家族や友人と共有することはできません。

ちなみに、顔写真が入っていないQRコードのみ記載のチケットの場合、同一の遺跡に1回しか入場できません。(*たとえば、アンコールワットで朝日を鑑賞したあとに一度退場し、午後またアンコールワットに入場することはできません)

クレジットカードは使える?

はい、現地のチケットオフィスではクレジットカードが利用可能です(VISA・Master・JCBなど主要カード対応)。現金払い(米ドル・カンボジアリエル)も選べます。一方、遺跡周辺の売店やトゥクトゥクでは現金のみが多いため、観光時には小額紙幣を持ち歩くのがおすすめです。

もしくは、旅行者でも利用できるアプリ決済「Bakong Tourists」を利用するのもおすすめです。小さい売店やトゥクトゥクでも利用できる場合があります。

アンコールパスまとめ|料金・購入方法・使い方の要点

カンボジアの遺跡観光に欠かせない「アンコールパス」の購入方法やポイントについてご紹介してきました!

カンボジアにはアンコール・ワットの他にも魅力的な遺跡がたくさんあるので、ぜひ色々な遺跡を楽しんできてくださいね!

購入した期間に合わせて、遺跡観光のプランを立ててみてください。

アンコールパス|ポイントまとめ
  • アンコールパスは、現地のチケットオフィスまたはオンラインで購入可能
    *1日券のみ市内のキオスクでも購入可
  • ほとんどの遺跡はアンコールパスで入場できる!
    *一部、独自チケットの遺跡あり
  • 日数別に3種類のチケット!1番のおすすめは「3日券」
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